P3FとP3Rの話
はじめに
ついにでたP3Rと、無きものにされそうなP3Fの話をしたく。
一方で、ネタバレだったりもあるのを加味してブログで。
※P3Fのネタバレはしまくる予定、一応P3Rには組み込まれないって話だけど完全版とかあるかもなので、見るのは自己責任
P3Fのお話
個人的にはペルソナに初めて触れた作品だからというのもあって
かなり好きだし思い入れのあるゲーム。
ネットでは特に、後日談の評判が悪いけど、P3で描かれていた『主人公』の物語だけでなく、エピソードアイギスで描かれた『仲間たち』の物語がすごく好きだった。
※ざっくり概要は、この動画の後半でまとめられてるので興味あればぜひ。
https://youtu.be/DnNv2L5fhUg
P3Fで好きなところ
P3F(というかエピソードアイギス)で好きなところを羅列していく。
・仲間同士の戦い
色々あって、仲間だったみんなと戦うことになる。
その時にみんながみんな、主人公の4をどう捉えていたか、
どう進もうって考えたのかが見えるところがすごく好き。
4んだけど、それを乗り越えて行くべきと考える真田先輩と天田少年
4んだことを割り切れず、過去に戻ることを望むゆかりと美鶴先輩
争わず、きちんと話あって決めるべきと考える順平とコロマル
うまく言えないけど、この辺のキャラがしっかり立って、
それぞれが感情を持って動いているところがたまらなく好きだし
特に、チドリの4を乗り越えたからか、本編ではガキだったのに、
この中で一番大人な対応ができる順平の成長がすごく良かった。
※気になる人はプレイ動画でも
https://youtu.be/xErtwpKt2yU
後は、仲間との戦いで流れるHeartful Cryも神曲。
・最終戦、主人公の最後について
エピソードアイギスの最終では、主人公が最後何をしたのかを見に行く。
その結果、主人公はニュクスを封印したのではなく、触れさせないために
自らを犠牲にしたことが明かされる。
人々が4に触れてみたい、と思う気持ちがニュクスを呼び起こす、
それを防ぐために主人公がニュクスに触れさせないように守っている。
いつか、人間が4に触れたいという思いがなくなったとき、
主人公の役目が終わり開放されるんじゃないか、
だからこそ、残された仲間は今を精一杯生きようと、希望のある
終わりになる。
※その上でP4Uでフリーターしてた順平は何なんだという気持ちにもなる
これはP3のテーマでもあるメメント・モリ、自分はいつか4ぬこと。だからこそ今を精一杯生きろっていうテーマ、時間は戻らないからこそ精一杯今を生きていくという考えで導入されたカレンダーシステムにつながるものなんじゃないかなと解釈している。
確かに主人公の4を確定させたのはP3Fだけど、同時に復活の希望も残した終わり方だと思う。
◯P3Rの妄想
僕はP3Fのエピソードアイギスも含めたP3が好きなので、その上でP3Rがこうなったらいいのになあというお話。
やはり、P3が生命の答え=4というテーマを掲げている以上、主人公が4ぬエンドは避けられない形だと思う。
一方で、P3Fから始まり、P4UやP4U2でエリザベスが主人公を助けるために動いていたことも考えると、そろそろ別の答えを出してもいいのではないのかなあと思う。
P4U、P4U2の世界でエリザベスが色々な可能性を探し続け、答えを見つけた後、ある日主人公に出会った日に【リロード】する。
未来で見つけた可能性を使って、主人公が生きられた世界線を作る、みたいな答えがあってもいいのかなと思う。
※個人的には、ニーアオートマタみたいに複数周回後のエンディングがあっても面白いかなあと思ったり。
あるいは、人間としては役目を終え、ベルベットルームの住人として生きることになる。結果ペルソナ6のイゴール枠で主人公が登場する。
みたいな世界があってもいいのかなとは思っている。
生命の答えは4ぬこと、ただそれすらも抗って別の答えにたどり着くっていう答えがあってもいいかもしれない。
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