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心が弱っている時の話。

心がとんでもなく弱っている。
先週頭から酷い風邪をひいてしまった。
幸い(?)インフルは陰性だったが、あまりにも酷かったため長く仕事を休ませてもらった。
病院で貰った薬は今日飲みきってしまったが、未だに咳と鼻水に苦しんでいる。
咳のしすぎで骨が軋むように痛んだのは34年間生きてきて初めてだ。

体調が悪いと当然仕事にも身が入らない。
うまくいかない。
女王様は相変わらずで、心身ともにすり減っている。
今ならどんな新興宗教にでも入信できる気がする。
今なら結婚詐欺師にばんばん騙される自信がある。
世の中はクリスマスムードで娘はプレゼントにわくわくしっぱなし。
なんなんだこの落差は。
私も何かプレゼントが欲しいぞ。

外出は控えるとして、何かせねばと娘のものの断捨離を始めた。
あれよあれよと言う間にとんでもない量になり、45リットルゴミ袋3袋以上出た。
おもちゃの説明書を整理していたら、なぜか自衛官時代の写真が挟まっていた。
上司と先輩と、そして元旦那と写っている12年前の私だった。

ああ、確かにこの時は幸せだったのだ。
今よりは確実に幸せだったはずだ。
私の周りで離婚した人は決まって「楽になった」「スッキリした」と言う。
私は全然楽にもなっていないし、スッキリもしていない。
そんな感じでもうすぐ3年経ってしまう。

心が弱っていると、すぐ過去の栄光にすがってしまう。
栄光と言える栄光でもないのだけれど。
もうちょい頑張れば、あと何年か後には胸を張って「私は今幸せだぞ」と言える日が来るのだろうか。
そもそも幸せってなんなんだ。
帰る家があって、毎日ご飯が食べられて、ケンカばかりでやかましいけど可愛い娘がいて、十分幸せじゃないか。
今ある幸せに感謝できない自分が情けなくなる。
しいたけ占いを読んで泣いたりしてしまう。

という訳で、ただただ今の心情を吐き出しただけの文章で特にオチはありません。
早く風邪治れ。

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