【旅】白銀のキャンパス/Uyuni,Bolivia
乾季のウユニ塩湖では、広大な銀世界も見ることができる。
信号もなければ、道もない。何の目印もない塩湖を2時間ほどかけて車で横断すると、遠くに島影が見えてくる。
『インカワシ島』である。
別名サボテン島。
インカ時代、この島は聖なる島として崇められていた。
インカワシの「ワシ」は、インカ人の直系の子孫であるケチュア族・アイマラ族の言葉で「家」を意味する。サボテンの大きさは4〜5mもあり、小さな山全体をサボテンが覆っている。独特な光景である。山には登ることもできる。
真っ白なキャンパスを背景に乱立するサボテンは、唯一無二の景色であり、異世界な光景であった。