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【旅】音の街/Havana.cuba
キューバでは、常にcasaと呼ばれる民泊に宿泊していた。一般人の家に泊めさせてもらうようなスタイルである。casaとはスペイン語で「家」を意味する。
入り口には、青い錨のマークが掲げられていて、それが国から許可がおりている民泊の証である。
casaでの生活はとても快適だった。どの家のホストファミリーもとても優しく、遠く離れた日本から来た僕を、とても気にかけてくれた。そして何より朝食がとても美味しく、特に新鮮なキューバのフルーツは毎朝楽しみにしていた。
朝食後は毎日街歩きをしていた。
街は音に溢れ、音のあるとこりに人が集まり、みな踊り出す。踊ることが当たり前であり、生活の一部だった。
踊れる?踊れない?
キューバの人々は、そんな次元になかった。
幼少期から音楽と共に育った彼らは、踊ることが日常であった。