山羊座への2025年上半期のエール

冥王星が16年ぶりに山羊座からいなくなった（笑）
2024年秋。

徹底的な変容を担う冥王星を背負い、
社会を時代を転ずる重要な一端を担ってきたわけで。

おつかれさまでした、山羊座さん。
と私を含め、全占星術師は思っています。

さて、ちょっとだけ肩の力が抜けて
ゆるりんモードも許されている感覚かなと。

2024年秋頃から、そのモードは始まっていて、
それによって
関わる人、興味を抱く対象、が変わっている人も多いだろう。

山羊座は社会性や権威性といったもの
そういった「力」を研磨し、責任を持って行使し、
結果的に社会的な価値を創造していくことを使命とする方達なのだが、

その逆張りかのように、
家族を持ちたいとか、結婚したいとか、
そういうプライベートな領域を充実させることで

自分自身や人生のバランスをとっていこうという
気持ちが強まっている人もいるだろう。

すでにそういった基盤を持っている人は、
仕事よりプライベートの充実に取り組みたくなったり。

その充実の形が、卒業を意味する人もいるかもしれない。

きっと山羊座は2025年、
絶対的な「安心感」「これがあるから生きていける」
その境地へ向かおうと進む。

言ってしまえば、そんなのは自分の内側にしかないのだが、(by魚座)

だとしても、山羊座は
ある程度の物理的な条件や、現実的なことを大事にするので、

そういったことの精査のための出来事というのが起こるだろう。

これまで、
こうであるべきだ。
これをしてくれたら本物だ。
ここは絶対に担保されてないとやらない。とか

そういう絶対的なルールとか、基準値を持っていたとしたら、
いかにぶち壊して極限を体験できるか、という感じになる。笑

最強の武器が使用不可なゲームに参加することになるとか、
無人島にほっぽり出されるとか、
ヒッピー集団と暮らしを共にして毎晩焚き火を囲って踊らされるとか、
とんでもない成功者の付き人になって振り回されるとか、
自分の美学に１ミリも共感されない中で協力して何かを成すとか、

なんかよくわからんが、そういう
手持ち札が一枚も通用しない！！！
みたいなことになる。笑

あまり怖がらないで欲しいのは、
その極限の先は、おそらくとんでもない自由を伴っているので、

その手前で自分がいかに自分を守るために分厚い鎧を重ねていたのかを知り、
それを脱いでいく痛みとか羞恥心とか怖さとかに屈辱を味わうことになっても、

それは自由を光らせるための闇のコントラストを担っているに過ぎないということで、

16年纏ってきた鎧の下には
それを纏えるだけの立派な筋肉が育っているので、

まぁ、脱いでみ？ということです。

向かう先はだいぶ明るい。
安心感とは、傷つかないように武装することではなく、

裸のまんまぶつかったら、大切に扱われることを知ることとか、
とことん自分に素直になることで、壁がなくなって仲良くなる手間が省けるとか、
上下を気にしなくても、お互いをリスペクトし合える距離を知るとか、

そういうことを、実感していくだろう。