11/19 牡牛座満月＆月食〜2022年に向けた事前準備〜

こんばんは！
１８時頃に月食のピークでしたが、皆さん見れましたか？？
部分月食ですが、ほとんど重なっている皆既月食に近い事と、
地平線に近い場所で観れるので、天頂近くよりもダイナミックに観れたかもしれませんね。
北海道は富良野の我が家ですが、雨雲で隠れて見れませんでした。涙
（前回も天気が悪くて見れなかった・・・）

ちなみに完全な余談ですが、月の見えている大きさって、どこに位置していても変わらない、と昔聞きました。
ただ地平線に近いと、対象物があって比較できるので、大きく見えるみたいです。
それから何年も、なんとなくそれが本当か確かめる様に月を観ていますが、
やっぱり地平線に近い時は大きく見えるんですよね〜。笑

牡牛座満月、そして今回関わるのはドラゴンヘッドですので、未来志向な月食です。(ざっくり
通常の満月よりも影響力が大きく、元々もつ手放しの性質が強くなったりします。
また、次の新月は日食になりますが、ここから半年間ほどの大きな生まれ変わりの流れが始まります。
つまり逆に、半年前の月食＆日食からの生まれ変わりの実りを感じられるかもしれません◎

ちなみにまた余談ですが、半年前の月食は5/26で、私が初めて満月読みを記事にしたタイミングでした。
そこからずっと、月に2度だったり3度だったり、春分図も秋分図も、続けてこれました。

そしてこの時のチャートと、今回のチャートが同じ座標で起きていて、木星がTスクエアであることも同じなんです。
宇宙の脚本の様なもの、そして、ロマンを感じましたね。笑
皆さんもこの半年の実りを、是非振り返ってみてくださいね◎

さ・て・と。
前置きが長くなりましたが、今回の満月図を読みたいと思います！
じゃん。

私、この満月タッグよりも、Tスクエアを形成している木星がカルミネートしている事と、
MCが魚座0度、今はルーラーの海王星が魚座にいること、などにぐんと引きつけられました。
これは来月12/29から始まる「木星魚座期」への序章だと、私は感じました。
今回のこの月食は、魚座色に染まる来年の前半を渡っていく為の、準備体操、足馴らし、の様なものだと思います。

では、その準備体操なり、足慣らしなりの内訳を読み解いていきましょう。



●満月タッグに木星のTスクエア、冥王星の調停

心の感度が刺激され、開かずの間の扉が開き、
色々なものが炙り出された結果、心の年末大掃除が始まり、
そこから心豊かに生きる自分像を描き出す！！！
といった感じです。（わかるようでわからない！！！

心豊かに、っていうと、キラキラつやつやしたイメージになりますが、
このチャートの示すものは、ドロドロとか、真っ黒とか、ひどく重たいものとか、深い闇とか、
そういう超絶にネガティブなやつ、ダークでディープなやつを含みます。
今まで秘め続けてきた、押さえ込んできた、なかったフリをしてきた、開かずの間に隠されていたものは、
今デトックスの様に溢れてくるかもしれません。

しかし今このタイミングであれば、そういうものを受け止めることができ、
うまくすると、昇華したり中和したりできる力が働きます。
そして来年はそういうものに蓋ができないムードになっていくでしょう。

満月も、そしてあと数日残っている太陽蠍座期も、手放しというのはテーマ・課題の１つです。
簡単にいったら、どんよりとしたものは手放せる様になりたいし、その上で美しいものを選べる様になりたいのです。
その時の手放しというのは、まずは”よく知り許すこと”抜きには叶わないのです。
（何の自覚もなく手放している、としたらそれはそもそも手放しとは別物。）

この満月前数日や、ここからの2週間（もしくは半年。）で、
私達は自分の心の死角であったり、開かずの間だったりを、勇気を持ってそこの実態を観察し、年末の大掃除の如く全出しして、光の当たる場所へと導きます。
そしてそのものをよく観て、興味関心を寄せ、よく対話し、よく知っていくこと。
そこまでできたら、ごめんねが生まれたり、忘れてもいいと思えたり、昇華されてあったかいものに変わったりするはずです。

太陽射手座期になってくると、手放して空いたスペースに、夢と希望を詰め込みたくなるはずなので、できる限りスペースを作っておきたいです！笑

●火星と天王星オポジションに土星Tスクエア、金星の調停

2021年全体的に、天王星と土星のスクエアの配置が特徴的で、これは豊かさやその価値観、身体感覚などが、これまでのものとは随分と変わっていく、という大きな変革への圧力（過去の積み重ねをぶっ壊さなきゃいけないとか）なのですが、そこに火星と金星が絡んできます。
しかも天王星と金星は誤差なく調和的かつ生産的な配置です。
その価値観や身体感覚の変化にいよいよ気づきやすいタイミングでしょうし、前述と同じく自分の”本当の心の声”に素直になることで、新しい型を知ったり、調和的な人間関係へのきっかけになるかもしれません。
心だけでなく、身体の本音も、大切ですね。

●チャートルーラーの水星

知性・コミュニケーション能力を表す水星がチャートルーラー。
太陽と寄り添い、海王星と生産的な角度です。
自分の気持ちや考えを言語化することで、多くの人と共感しあえたり、それが何かのきっかけになりご縁を運んできたりしそうです。
ここから2週間くらい、前述の自分の秘めていた心を、いっそ外に向かっても表現してみても良さそうです。
近くの火星が、表現が怖くてビビってる背中を蹴飛ばしてくれるかもしれませんが、笑
怒りや疑いの気持ちにフォーカスしてしまわない様に注意です。
秘めていたものって、自分も痛いんですよね。
自分が痛くなかったら、それはもう少し掘ってみたら良さそうですね。

あとは水星は交通・移動などを表しますが、火星が近いので、
その辺りでのトラブルにはしばらく注意したいので、危機管理や慎重に＆丁寧に、の心がけは無駄ではないです。

●キロンと土星が誤差なく調和の配置

私の発信にちょいちょい出てくるのですが、敬愛するアドラー心理学の言葉で、
「より大きな共同体の声を聴け」という言葉があるんですが、その言葉を思い出しました。
自分自身についた傷は、今この場所では傷のままかもしれないけど、ずっとずっと遠くへ行ってみたら、
傷でも何でもなくて、むしろ自分の大切な一部であり、個性であり、this is meだった。
そんな感覚になることもあるかもしれません。
広い世界へ、知らない世界へ、旅をしたり、学びを乞うてみるのは、きっと良い気づきと癒しをもたらしてくれそうです。

●最後にぼやき

なんか最近の満月・新月読みで、手放し手放し言ってて、こいつ同じことずっと言ってんなwみたいな気がしてきますが、
私はいつも直前に読んでしまっているので、「しばらく手放し続きます」みたいにアナウンス出来たらもう少し違ったかなぁ、とか思います。汗
ただ宇宙の流れって、とても複雑で、しかしよくできていて、無駄がないのです。特に今は風の時代が幕を開けたばかりで、アップデートがまだ半分すらも終わってない、みたいな段階だと思うのです。
土の時代から引き継いできたことで、手放さなきゃならないことって、たくさんあるだけじゃなくて、そのひとつひとつが難易度が高いんだと思います。
非常に絡み合ったり、重たかったりして、手順も道具もたくさんあって、手を替え品を替えで解体しなきゃいけない。
それに見合うだけの時間とエネルギーをかけて、私達はたくさんのことに見切りをつけなければならないんでしょう。
そしてその空いたスペースには、新しい風が入ってくるはずです。

そして、来年はピュアさ、みたいなものが結構大事になってくるのではと思っています。
ピュアさを潰すのは、心の汚れてしまった大人、みたいな構図よくみますよね。
あれを自分の内側で起こさせたくないんですね、きっと。
こじれてたり、スネてたり、諦めてたり、恐れていたり、そういうのはピュアさの足かせになりかねない。
そういうの、手放してなんぼだと思うんですよ。
だから、そういう大人な自分を、一旦見えるところに連れてきてあげましょう。
そしてよくよく観察して、関心を寄せて、対話してみましょう。
そしてそれが難しい時に、セラピストがいるんですよね〜。
今回の満月はセラピスト軸だったので、そういう方の力を借りるのも手でしょうね。

私も、鑑定のセッションでそのお手伝いをしています。
占い師っていかがわしいけど、学術の面と、吉凶の面と、セラピストの面があるなぁと思います。
魚座はセラピストの要素のある星座なので、私も占星術を通してそこへ向かう学びの道を辿っているわけですね。
自分の星と対話したい方、是非鑑定にいらしてくださいね◎
来年絶対に値上げするので（宣言！笑）、価格的には今かなりお手頃なので、気になる！みたいな方にも良きかと思います〜。

2021年、いい感じで締めくくっていきましょう！
読んでいただき、ありがとうございました◎