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やわらかく自己主張する方法

フードスタイリスト、フードコンサルタントの河合真由子です。
仕事をしていると、いろいろな人に揉まれます。
他者との関わりの中で仕事をしている以上、人間関係というのはどうしても切って切れない問題であるわけです。

たくさんの人と関わることで、一人では到底なし得ないこともみんなでやることでできてしまう。一人では決して見ることができなかった景色が、みんなでやることでみれてしまう。

なんて素晴らしいんだ!

と思う反面、実は裏側で相当モヤモヤしているのも事実です。

本音をいえば誰とも揉めたくない。
つつがなく物事がすすむことに越したことはない。

とおもってはいるものの、
仕事に対して真剣に向き合えば向き合うほど
考えや思いが募りすぎて
だれかと意見が衝突しそうになる場面がある。

そんなときにどうするか?

まずは、目的を意識すること。
この仕事をやる目的、ゴールがどこにあるのか、
自分だけでなく、その仕事に関わるメンバー全員で
共有すること。
ゴールを共有することで、考えや思いの方向性がずれていないか
確認することができます。

次に、意見をいうときはできるだけ主観ではなく客観性をもち、
事実ベースではなす。
これも大事。
あなた個人の意見なのか、それとも客観性をもった事実に基づく意見なのかによって説得力も異なります。
わたしは・・・という主語ではなしはじめると、自分に直球で火の粉が飛ぶというリスクもありますね。

そして最後に、Yes,but話法で意見をいうこと。
まずは相手の意見や現状に対しては一旦肯定をする。その上でさらにこうするともっとよくなるんじゃない?もっと素敵にならない?と自分の意見を付け加える。
これがもっとも大事かもしれません。
相手を全面的に否定せず、まずは肯定、そしてプラスアルファの意見をちょっと付け加える。

もっといえば、「ここをこうしたほうがいい」「こうあるべき」というやや圧強めな口調よりは、
「こうしてみない?」
「こうするともっとイメージに近くなるとおもうからもう一回やってみない?」
という、相手を巻き込むような口調でいうと
かなりやわらかい口調なのだけれどもちゃんと自分の考えや意見を伝えられているのかなとおもいます。
そして、そういわれた相手は、おもわず、行動したくなるみたいな。

とはいえ、わたしも毎回「やわらかく自己主張」できているか疑問な場面が多いのですが。
少なくとも相手に自分の意見をいうときは、
頭のなかで、その相手のことを大好き♪と(一時的にでも)おもって
敵対しないように気をくばってはいますね。

おいしく、たのしく、そして気持ちよく仕事することがわたしのゴールです。

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河合真由子|食マーケティングコンサルタント&社会人院生
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