1才になった息子へ

1才になった息子へ

ママはあなたが1才になったら
お手紙を書こうとずっと思っていました

ここにも綴らせてもらいますね

令和4年　11月22日
あなたは生まれてきてくれました
ママとパパはとても嬉しかったです

でも、低酸素になったのですぐに抱っこできずに保育器に入りました

2日後、あなたを抱っこできたとき
とても温かくて小さかった
同時に、とても重かった

小さくて重い命
頑張って育てていこうと思いました

退院して、少し経った2週間検診の日
ママは一日中泣いていました

夜は眠れず2時間抱きっぱなしの日もある
胸は痛いし、体も痛くて重い
そんなことが少し続いただけで
早くも心身ともに音を上げた

勝手に涙がポロポロ出てくる
「こんなママで大丈夫かな」
小さいあなたを抱いて検診を終えました

迎えに来てくれたパパに泣いていたことを話すと
「もっと俺に頼れよ、俺たちの子だろ」
と、言ってくれました

どうもありがとう

あなたとの生活が徐々に慣れて
少し余裕ができてきた頃

ママはあなたとどうやって遊ぼうか考えていました

積極的に児童センターへ行ったり
お買い物に行って外の空気に触れさせたり
ダンボールで乗れる車を作ったり
お歌を歌いながら触れ合い遊びをしたり

まだ数ヶ月しか経ってないので反応は薄いけど
良い刺激になったらいいなと思っていました

生後5ヶ月経ったとき
あなたは保育園に入りました
ママはパートを始めました

卒乳後の初めての離乳食
とても美味しそうに食べていましたね
ヨダレがたくさん出ていてもっと欲しそうでした

生後6ヶ月目に入ると
お座り、伝い歩き、ハイハイが
一気にできてしまいました

これにはママもパパも保育園の先生もびっくり

身体能力が高くて、将来が楽しみです

1才のお誕生日

お誕生日おめでとう
短いようで長かったこの1年
あなたもママもパパもよく頑張りました

保育園にも慣れて
お友達と遊ぶのが大好きになったね
しっかり歩けるようになって
お散歩が大好きになったね
YES、NOをはっきり伝えられるようになったね
相変わらずごはんが大好きでたくさん食べるね

いっぱい　いっぱい
できること、大好きなことが増えたね

これからもあなたの成長を楽しみにしてるよ


ママは子育てをして

自分の時間が無くなることを知りました
夜は安心して眠れないことを知りました
ゆっくりごはんを食べられないこと
ゆっくりお風呂に入れないことを知りました

子育ては幸せなことだけじゃない
綺麗事では済まない、大変さがある

あなたは、あたしがママで幸せなのか
今でも不安に思う

それでもあなたは
とびきりの笑顔であたしに抱きついてくれる

無償の愛を、あたしにくれる

いつもありがとう、愛しいあなたへ

どうぞこれからもよろしくね


ママより