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ナショナリズム ジョルジャとサナエ

日本国憲法の前文に出て来る言葉

「平和を愛する諸国民の公正と信義」

世界は平和を愛し公正であるのだそうだ。

GHQが1週間ほどで書き上げた憲法、、、。

現実はどうか。

世界は自己中心的な諸国民の不公平で出来ている。

勿論、その濃淡は有る。

この人達となら仲良くやっていけると思える人達も居る。

けれど、そうではない人も多く居るのが現実だ。


先ごろ、中国で日本人児童が殺害された。

それに対して日本政府は、非常に穏やかな言葉で再発防止を求めた。

そして長年に渡る反日教育などに憂慮を示した。

それに対して、中国共産党は反日教育など存在しない、

日本は事を荒立てるのを控えて冷静になるべきだ、と言った。

その数日後、中国共産党は日本に渡航する中国人に対して、

日本人から襲われる危険が有るので注意する様に呼びかけた。

そしてロシアと協力して領空侵犯を繰り返し、

さらに大陸間弾道ミサイルを太平洋上に発射した。



相手が自分の物を盗んだので抗議すると、

これは俺のものだ、俺からこれを奪うつもりなのか、盗人め!

と罵倒される、という訳だ。


これで思い出すのが数年前の「レーダー照射」だ。

韓国海軍が日本の哨戒機に対して射撃用レーダーを照射した。

普通ならこれは攻撃とみなされ、即座に反撃される案件だ。

日本が抗議すると、射撃用レーダーではなく通常のレーダーだ、と言い、

されに抗議すると、レーダーなど照射していない、と言い、

またさらに抗議すると、日本の哨戒機が威嚇してきたからだ、と言った。

要するに絶対に非を認めないだけでなく、逆に相手が悪いという話にするのだ。


こういう世界を相手にしていては、「話し合いで解決」など無理に決まっている、

と思えてくる。


自分は難民だと言う外国人に対して、本当かどうか調べますからその間、

日本に滞在していても良いですよ、と言う。

それが繰り返され、何十年も不法で滞在したままで、

その間に仕事をしてお金を得て、結婚して子供を作り、

犯罪まで犯すけれど日本は強い措置を取らない。

特定の地域にどんどん同様の人間が増え続け、ここは我々の地だ、と言い出す。

これは相手が国家ではなくても侵略と同じだ。


あまりにも価値観が違い過ぎる人たちや、

文化、風習、宗教、教育レベルまで違う人達と共生など出来るのだろうか。

余りにも違う人達とははっきり言って無理が有るのだ。

アッラー以外の神は認めない、イスラム法以外の法は守らない、

異教徒は殺す対象であり、女性は家畜と同等で、食べるものも違う、

これははっきり言って無理なのだ。

合法的で正式な手続きで日本に滞在し、日本の文化を尊重し、

日本の法を守る人達でなければ、とても一緒には暮らせないのだ。


さて、国連でイタリアのジョルジャ・メローニ首相が演説をした。

「ナショナリズム」という言葉はしばしば否定的に語られる事が多い。

しかし、私たちは自分たちの文化を守り、自分を知る事によって初めて、

共に生きる事が出来る、と演説した。

ナショナリズムとは自分を知り、自分達を愛する事で、それを守る事だ。

愛国心を持つ事を悪い事であるかの様に思うべきではない。

自国の国旗を見て誇らしく思うのは、自分もその一員であり、

より良いものにする為の役割を果たそうとする気持ちが有るからだ。

それは当然の事で、排外主義や差別主義などの否定的な意味合いは当たらない。

と、言っていた。

全く素晴らしい演説だ。

我々は我々の国を愛し、守り、繋げていく事が喜びであるはずだ。

そうする事で国を富ませて持続可能にする。

その結果、余裕も生まれ、その余裕を持って外国人にも親切にしたら良いのだ。

「難民」などの人達は、緊急の場合は除くとしても、

基本的には異文化同士が共存して混乱を生むよりも、

同じ文化の人が同じ地域に住んで、その地域に対して援助なりをするべきなのだ。


「ナショナリズム」という言葉にネガティブな意味を見出す人達は、

自分達が強く豊かにならなければ共生を実行できない事を知るべきだし、

「グローバリズム」によって混乱と対立を生んでいる現実を見るべきなのだ。

これは丁度、以前の日本の「終身雇用制」と似ている。

愛社精神を持つ事で仕事に熱が入り、結局は自分の幸せにも繋がるのだし、

豊かになれば他人に親切をする事も出来る。

それが無くなり、派遣社員やら労働力の流動化などと言って、

やりがいが奪われて労働意欲が低下し、賃金も低く抑えられ、経済も停滞する。

ナショナリズムとグローバリズムにそっくりではないか。


そして、「多文化共生」というのは、地域を分けて行う事なのだ。

なぜなら根本的に文化が違うのだから。


さて、アメリカ大統領選挙がどうなるか、まだ解らない。

大手マスコミはハリス有利と報道するが、識者によってはトランプが勝つと言っている。

接戦州の勝敗がカギになる様だ。

トランプの主張は明快だ。MAGA(Make America Great Again)再びアメリカを偉大にする、

であり、アメリカファーストなのだ。

そして不法移民は全て排除すると言っている。誠に明快だ。

もしトランプが再選されれば実際に実行するだろう。

なぜならアメリカは経済力も軍事力も世界一だからだ。

気兼ねなく実行する事が出来る。


一方、日本の自民党総裁選の行方はまだ解らないが、

石破、高市がリードしていると報じられている。

そして、決選投票になれば石破よりも高市が有利だと言われている。

高市さんは総理になっても靖国参拝は続ける、ときっぱり言っている。

とても嬉しい事だが、同時に心配にもなる。

中国にどんな嫌がらせをされるのか、という事だ。

日本人が日本の為に命を落とした人の魂に尊崇の念を持つのは全く日本人の勝手なのだ。

日本には死者を鞭打つ文化は無い。死んだら罪人も何も無くみんな神様だからなのだ。

そのことを外国に押し付ける訳でも無く、日本人が日本国内でだけやっている事だ。

日本人の心の問題なのだ。外国には関係の無い話だ。

けれど、そういう正論を主張したところで、相手は絶対に納得はしないどころか、

話を「軍国主義」と絡めて、悪い奴らを成敗する、と言って嫌がらせをしてくるのだ。

心を開いて話し合うなど、不可能なのだ。

そして重要な事は、日本はアメリカの様に強大な国ではないという事だ。

経済力でも軍事力でも中国に劣っている。

嫌がらせをされたらひとたまりもないのだ。

だからこそ、弱腰と言われ続けても日本政府は強硬な態度を取って来なかった。


さて、高市さんが総理になったら、

「日本人の心の問題であって、外国からとやかく言われる筋合いは無い」

という事を主張して多くの国から賛同を得られ、一緒に中国に対抗出来るだろうか。

彼女は何か考える所が有るのだろうか。

経済問題よりも何よりも、まずはこの点に注目している。




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