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高市早苗さん 明確な主張

高市早苗さんの自民党総裁選出馬表明会見を見た。

最初は1時間にわたって自分の政策の骨子を6項目に分けて説明した。

非常に多岐にわたる内容で、さらに非常に具体的な政策を次々に述べていた。

国民の生命財産、領土領海領空、資源、国の主権と名誉、これらを守り抜く為に、

外交、防衛、経済、技術、情報力、人材を強化して、

国を強く豊かにする事が必要だと訴えた。

各項目について、非常に具体的に内容を話してくれた。

高市さんと言えば政策力、各政策に非常に詳しく、以前から主張していた事を述べてくれた。

この方針の大筋は日本保守党が主張している事と全く同じ事だ。

国家国民を幸せにする為には、強く、豊かにならなければならない、という事だ。

なので、彼女のスローガン「日本列島を強く、豊かに」というのは、

日本保守党のスローガン「日本を豊かに、強く」と丸被りになるので、

先日、有本さんがちょっと文句を言っていたくらいだった。


自分は以前から高市さんに対して感心している事は色々有るが、

その中でも印象に残っている二つの事について書いておきたいと思う。

一つ目がエネルギー政策。

今後、ITの発達によって電力需要はさらに高まるという事で、

エネルギーの安定供給がどうしても必要になる。

その為に、2030年代に核融合を実用化させる必要を力説している。

核融合はまだ実用化されていないので、不明な部分も有るものの、

核分裂ではなく、核融合、水素を燃料にするエネルギーで、核廃棄物も出さない。

この研究は急速に進んでいて、2030年代に実用化出来るかどうか、という段階だ。

これが実用化されて問題無く使えるのであれば、エネルギー問題は一気に解決してしまうのではないだろうか。

さらに、高市さんは資源についても、日本の広大なEEZ内の海底に眠る資源についても話していた。

この二つだけでも、「日本は資源が無く、輸入に頼らなければならない国」

という今までのイメージがぶっ飛んでしまう。

日本は海洋大国であって、広大なEEZの海底からレアアースなどの資源を発掘する技術が進みつつ有るのだ。

南鳥島や沖ノ鳥島をしっかり守れるかどうか、も重要な課題だ。


さて、二つ目は「夫婦別姓」に関する高市さんの主張だ。

実は高市さん、戸籍上の本名は山本早苗さんだ。

けれど、結婚後も旧姓を使って仕事をしてきている。

その為、彼女自身が実に様々な法案を作り、環境を整えてきている。

はっきり言って、現在、旧姓が使えなくて困る部分というのは「殆ど無い」

と言えるほど非常に少なくなっている。

免許証にもパスポートにも印鑑証明書などにも旧姓との併記が可能になっており、

銀行口座も殆どの銀行で可能になっている。

会見の中で高市さんは、名前こそ出さなかったものの、

先日の小泉進次郎の会見についてチクリ、と一言言っていた。

小泉氏は不動産登記が出来ないと言っていたが、

現在では旧姓でも出来る様になっている、と。


結局、ここまで何でも旧姓を使って出来る様になっているのに何故、

「選択的夫婦別姓」を主張する人が居るのか。

これはもう、他の隠された目的を疑ってしまう。

ご存じの方も多いと思うが、中国や朝鮮半島では、

家に嫁いできた「嫁」は、その家の名字を名乗れず、

旧姓のままになっているのが普通なのだ。

中国韓国がそうなっている、という点、そしてさらに、

戸籍制度を破壊する目的が見え隠れするという点、

この辺に非常に危機感を感じる訳だ。

戸籍が無くなってしまったら、アメリカの選挙の様に不正が横行する事にならないだろうか。

日本人ではない人間が選挙で投票してしまうのではないか。

そういう危機感を感じるからこそ、たとえ「選択的」であっても反対する意見が有る訳だ。

さらに、夫婦別姓という事はイコール、親子別姓になる、という事でも有る。

仮に「選択的夫婦別姓」が実現した場合、

あの子の家は旧態依然とした夫婦同姓の家だという圧力やいじめが考えられ、

今でもまだ夫婦同姓を続けている家は差別主義者だ、などと言いがかりを言われ、

子供がなぜ自分が父親と違う姓なのか、なぜ母親と違う姓なのか、

悩んでしまうという事も考えられ、親の都合だけで子供の事を考えない制度という事になってしまう。

これだけ色々な事が旧姓を使って出来る様になっているのに、

なぜ「選択的夫婦別姓」を主張するのか、どうしても隠された目的を疑ってしまう。


ということで、高市さんの会見は他の総裁候補を圧倒する、他とは雲泥の差の会見だった。

あとは高市さんが総裁選で勝利出来るかどうかだけれど、これはもう、

麻生さんにかかっている様だ。

麻生さんが「高市推し」を決断すれば高市総裁は実現する。

さて、そうなったとして、高市総理の前途は有望だろうか。

いや、かなり心配な事が色々と有る。

まずは積極財政派の高市さんの政策は財務省から嫌がられ、色々と妨害を受けるのではないか、

また、一貫して靖国神社に参拝している高市さんは総理になっても続ける、とはっきり言っている。

中国がどんな嫌がらせをしてくるのか、かなり警戒が必要だ。

また、中国の魔の手が入り込んだ業界、議員、その他の団体などから、

かなりの妨害を受けるのではないだろうか。

この辺がかなり心配だ。

そして、個人的に心配なのは、もし高市総理が実現したら、

次の選挙でどうするのか、という事だ。

日本保守党に投票するのか、自民党に投票するのか、難しい選択になってしまう。

自分の選挙区がどうなるかによるけれど、この辺もかなり悩んでしまう。


ということで、自民党総裁選、

いくらなんでも小泉進次郎で良いとは思えない。

まともなのは高市さんくらいのもの。

さて、どうなるでしょうか、、、、。


さて、最後に、高市さんが会見の中で言っていた美しい言葉をご紹介したいと思います。

「私達が生きている今、それは誰かが命がけで守ろうとした未来だった」


これは『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』という映画に出て来る言葉です。

私たちの先人が命がけで守ろうとした未来、これを受け継いでいる我々の使命は何なのか、

肝に銘じたいものです。




救いようが無い国 国民全員の責任

近い未来 世の中がガラっと変わるかも

活動家が跋扈する国 嘘をばら撒く人々

官僚にコントロールされる政治 財務省


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