鎌倉殿の13人がおもしろすぎる
中学校の時の歴史の教科書。
うわぁ、かっこいい人だなぁ、と思ったのを良く覚えているのが、
この絵。源頼朝像。
![](https://assets.st-note.com/img/1643616673513-2HwokWthT3.jpg)
現在では「伝」が付いて、「伝 源頼朝像」と呼ばれている。
この絵を見ると、その気品の高さで、偉い人なんだなあと思わされる。
源氏の棟梁。
その頼朝を演じるのが大泉洋。
半分は気品、半分はギャグみたいな、絶妙は配役だ。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がめちゃくちゃ面白い。
三谷幸喜の脚本ということで、期待していたけれど、期待通りの面白さだ。
三谷さんは、「当て書き」をすることで有名な脚本家。
脚本を書く時点で、配役を決めて、その役者に合わせて脚本を書くのだ。
だから当然、「絶妙な配役」ということになる。
出演者が、隅から隅まで、全員が素晴らしい表情をしている。
大河ドラマって、本当に極上のエンタメで、贅沢なドラマだとつくづく思う。
この1点だけで、NHKの存在意義を認めてしまう。
NHKでなければ、これだけのものを作れないだろうと思う。
始まってまだ4回目だが、既にこのドラマの虜になっている。
歴史好きな人でも、戦国時代や幕末は詳しいが、鎌倉時代はようわからん、という人も多いと思う。
自分もその一人だけれど、今後がかなり楽しみだ。
登場人物たちの騙しあい、化かしあい、「予測不能」なドラマが展開されるようだ。
前作「真田丸」のあの楽しさが蘇って来る。
あの1年は本当に楽しかった。テレビを見た後にツイッターを見る楽しさがたまらなかった。
今年は楽しい、るんるんな1年になりそうだ。
大河という文化