迷う夢 迷う人は余裕が有る人
夜12時頃に寝て、朝4時に起きて仕事に行く毎日。
日中に時間をとって1時間ほど昼寝をする。
若かった頃は一度寝たが最後、絶対何があっても起きなかったりしたが、
今ではちゃんと1時間で起きられる。
それでも土日はなんだかんだ合計で一日12時間くらい寝てしまったりする、、、。
最近、ヘンな夢を良く見る。特に昼寝の時。
良く見るのが迷う夢。
2t車に荷物満載で重たい状態で道に迷って走り回る夢。
舗装していない道路だったり、急な坂道だったり、
坂道登らなくて大変だし、ゆらゆら揺れて不安定だし、
急いで行かなくてはならないのになかなかたどり着けない。
他の日に見た夢はまた変な夢だった。
電車で五反田に行く為に切符を買うのだけれど、
券売機が複雑すぎてなかなか「五反田」を見つけられない夢。
画面に地図が出て、目的地をタッチするのだが、最初に世界地図が出てしまう。
狭めて行って、日本列島の関東地方まで行ってから五反田を探す。
けれど駅が多すぎて五反田が見つからないし、重なり合っていて
指でタッチする事もできない。
何かの拍子にまた最初の画面に戻ってしまったりして、
何度やっても切符を買えない。
駅員が出て来て、「それ、ダメでしょ?」と言う。
「うん、ダメだね」とか言ってまたチャレンジする。
迷う夢を見るのは、「人生に迷っているから」などと言う。
確かに。
「どうしようかなあ」が口癖だったりする。
でも自分はもう、仕事を引退した67歳ですよ。
あとは余生を楽しむだけじゃないのかい。
それがそうでもない様だ。
おぼろげながら目標も有るし、やりたいと思う事も有る。
けれど、時間と金が無い。時間というのは余命あと何年なのか解らないという意味だ。
だから迷うのだろうか。
そんな事言ってたら何も出来ないので、
100歳まで生きる前提で物事を考えればいいじゃんか、
といつも思っているのに、やっぱり内心は迷っているのだなあと思う。
でも考えて見ると、人間、迷わない方がおかしいのかもしれない、とも思えるし、
迷うのは余裕が有るせいだ、とも思う。
仕事や生活が大変で、何をするべきかがはっきりし過ぎていて、
とにかくがむしゃらに頑張らなければならないのであれば、迷っている余裕など無い。
きっと余裕が有るから迷うのだろう。
若いもんが迷うのは、やっぱりまだまだ余裕が有るからなのだろう。
仕事に没頭している年代だと人生を迷っているヒマなど無い。
それが仕事を引退するとまた迷う様になるのだ。
逆に、余裕ぶっこいているのに迷わないのはちょっとアホだ、とも言える。
「今後どうしよう」と思うのが人間の定めなのかもしれない。
早朝、駅のホームで電車が来るまでの3分ほどの時間、いつも考えるのは、
「えーと、今日は仕事はあれで、終わったらジム行って、午後からは仕事して、
夜帰ってきたら筋肉の為に鶏の胸肉食おう」とかなんとか、
必ずその日の予定を確認するのが日課になっている。
きちんと決まっていると安心するのだろう。
そして、決めた通りにやれば、とても気持ちがいい。
迷って、決めて、実行して、失敗して、また迷って、、、、
というのが人間の平常運転なのかもしれない。
悩む事は良い事です。色々迷って、色々考えましょう。
今後の進路を迷っている若い人も多いと思います。
けれど世の中には、片親の母が病気で、もう自分が働くしかない、
と思って生きている中学生や高校生も居ます。
迷う余裕が有るのはシアワセな事です。
そして、迷うのはアホじゃないからです。考える力が有るのです。
そういう訳で自分も、迷いながらも楽しく生きて行こうと思っています。