会うことのなかった彼ら達。
今日は先週も話していた通り『付き合ってないけど気持ちは私に向いていた』人達のお話をします。
その人達の共通点をあげると…
1.実際会ったことはない
2.私を女性として「好き」と言った
…になります。
とりあえず、1つずつ説明していきますね。
まず1つ目『実際会ったことはない』
この方達とはアプリ・SNSからの出会いだったんです。最近では、そんな出会い方もごく普通になってきましたよね笑
ただ私が使っていたものはマッチングアプリと呼ばれるものではありませんでした。
名前は忘れましたが、暇潰しチャットアプリ系のものです。見ず知らずのアプリ利用者とチャットができるアプリを使っていました。モロ、恋愛目的というわけでもないやつです。
さて、現在私は24歳。で、こういうアプリを始めたのは19歳頃だったと思います。
単に暇つぶし目的もありますが、私を障害者として知らずに接する男の子ってどんなもんなんやろう…とふと思ったのがきっかけです。
中学、高校時代の男の子達って、私を見て構えちゃう人が多かったんです。
妙に距離あるな…みたいな、なんか空気硬いな…気使われてるな…みたいな。
例えば、仲の良さ関係なく、女の子のことを苗字で呼び捨てにする男の子が、私を呼ぶ時だけ“さん”付けで呼ぶみたいなね。
それから、恋愛市場で言うと、私は見て分かる障害者なので、他の女の子達よりマイナスからのスタートなんですよね。
マイナスからのスタートは言い過ぎたかもしれないけど、“車椅子に乗ってる障害者”が恋愛市場においてプラスに動くことはないですよね。
だって、異性の好きなタイプに「車椅子乗ってる人」とか言う人、見たことないですやん?
そういうことです。
そんなこんなで、相手がどんな顔かどんな人かもわからない、というみんながフラットな世界に足を踏み入れたわけです。
男性とやりとりを繰り返す中で、こんな私に好意を抱いてくれる方もいました。
「好きだ」と言ってくれる方もいました。
もちろん私もそれなりに相手に好意があるし、「好きかもしれない」という気持ちを抱いておりました。
私は当時、実際会って私のことをちゃんと知ってからじゃないと、付き合うとかの言葉は受け入れられない、と相手に伝えていたんですね。
となると、次は「会ってくれ」となるわけです。
私は、外出するとなると必ず誰かの介助が必要になります。
私はヘルパー利用をしていないので、家族か友人の協力が必要になるんですよね。
そんなことを近しい人に頼み難いというのもありますが、それ以上に私はすごくチキンなんです。自分へのリスクが大きすぎる場合の選択は、大体ポイと捨てます。
メッセージのやり取りの中では、決して悪い人には見えないけど、そんなの分かんないですよね笑
見ず知らずの人ですから、もしかしたら悪い人かもしれないじゃないですか。
私は大きな声を上げて走って逃げるなんて到底できないし、股間を蹴り上げるのも無理だし、防犯用のスタンガンを相手に接触させるほど手も動きません。
それで、もし、私の大切な家族や友人が事件に巻き込まれたらと思うと、そんな恐ろしいことはないです。
私の考えすぎかもしれないけど、そんなこと有り得ないのかもしれないけど、私にはリスクが高すぎると判断しました。結局、会うことはありませんでした。
だから『実際会ったことはない』んです。
さよならしたきっかけ、理由は人それぞれでしたけどね。
2つ目の共通点『私を女性として「好き」と言った』に関しては、次週お話しさせてください。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
可愛げがある、もにこ。
p.s 前回の軽い自己紹介記事にスキしてくれた人がいることに「伝えたい」「書きたい」気持ちが強くなりました。感謝です。