2終わり その秘密、全部ぶっ壊したときにようやくわかる
1 その秘密、全部ぶっ壊したときにようやくわかる の続き。写真がいっぱいあるぞう。
その解体途中でとんでもないものがみつかった。これは私に売った不動産屋も知らない。裁判所の3点セットにも書かれていない。ほら、みえないところは黙ってるんだよ彼ら彼女らwww。(提示部繰り返し)
解体しないと近い将来にかなりの損をするな絶対に隣近所にぶつかるな大雪でもきたら一発だなと二年くらい思いながら解体業者に見積もりを出してもらうがとてつもなく高い。更地にしたところでその土地を使う用途も私にはない。
運よく、いま住んでいるこの雨漏りのする天井に穴があいてるボロ家を「ここ人が住んでないかも」と目をつけた不動産屋が「あらまあ、住んでたんすかwww」をきっかけに「ここもそのうち処分するけどまずあっちを」と頼むと「ようがす、わかりやした」(ようがす、なんてこの耳で聞いたことがない。次回なにかあったら使おう)と承諾してくれて、これまた運がよかったのか短期間ですぐ売却先がみつかり(建築条件付きで売る専門の法人、不動産売買と建築業両方やってるようなとこ)、売値も解体費用のこともあるし、吹っ掛けた価格にしたのだけど、そのまま買うてくださったありがたい。ただ、私の買った価格より、解体費用を差っ引いた私のところにきた金額的にはマイナス、だいたい月に2~3万の家賃を払ってた計算になる。まあ総体的に損はしてないのでいい。
解体途中の現場を遠くから眺めたり、誰もいなくなったそこにもぐりこんだ。権利者だからいくらもぐりこんでもいいのだうふふ撮影もすべてOKなのだ、ああ楽しかった。
そして、
この先は売り主の不動産屋も裁判所執行官も私も知らなかった。知ってるのは競売にかけられた旧持ち主だけ。ずっと黙っていたのかwwwここまで解体しないと出てこなかったのかwwwこれがあるから不動産競売は怖いものだwww
これがみつかって、売りに出してくれた不動産屋から「あの、あんなもんでてきちまってwww解体業者がこれは知らなかったわ解体料金に色付けてよって言ってきてるので、こっちで折衝しますんでなるべく安くやってもらいます」といわれ、上記の「誰も知らなかった」を伝え、ここも解体し埋め戻して引き渡した。
埋蔵金とか出てくればよかったのに。いやでてくるはずがないのだ。ここは新たに開墾と整備をされた土地。
あと、不動産競売で持ち主がヤクザとか右翼の場合は結構わかりやすいです。裁判所執行官はオマワリ同行のもと行きました、とか書いてある。室内写真がもろにヤクザ事務所のそれだったりする。もう旧法の第三者占有いやがらせとかないので、相手がヤクザでも右翼でもお構いなしに安かったら買えばいいです。ナニワ金融道の「やくざによる占有」はもう不法行為なので、やった瞬間にオマワリがきて全員逮捕されますざまあ。だから青木雄二のあれは大昔のそれ。1980年代はまだその手のをシノギにしていたヤクザがいた。3点セットには「ああ、誰かいるけど問題ねえっす、楽に立ち退かせられるっす法律最高www」(大意)とか「この人競売とかに関係なくずっと前からの借主(これを最先の賃借権という、これだけは立ち退きさせられない)なんで、引き続いて貸しといてください」(大意)が書いてある。
おまけ。更地で記念撮影。
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