スーパーでかごに入れ、やっぱいいや、と、売り場に戻す

もう食べ物に関してそこまでの熱意は私にはないです

 冬の間、今年は車があるにもかかわらず、便利にネットスーパーを使ってだいたい過ごしていたのだもう寒い中を出かける身支度をして出かけて帰って1時間かかるそれはあんまりしたくもないのだ。できれば三軒隣にスーパーでもできればいいのにと思うが用途地域的にありえない。
 
 冬の間は一度も行かなかった私の大好きな老人しかこないスーパー、バスだと停留所6個分に徒歩15分、やっぱピンポイントで行ける手段その自転車を買った時の世界の広がり方の大きさを思い出す、で、帰宅途中の道筋にあるそのスーパーに久しぶりに行き、立ち寄らない方面を歩いているとそこにみごとな冷凍の豚足、普通は調理しやすいよう切断されているのだけど、見事な20cm弱の豚足まるごと、この豚足はとてもいいものなのだよ、食うても美味い煮込んだスープがまた美味いそして一番重要なのが、豚の足の先の骨が全部、ダメージなしでついてる、ここまで書いて、やっぱそこだよな、買ってくればよかったかな、とこんな真夜中(カワイ注 二日前の深夜)に思ったりしてるが、食べたいから美味しいから買うのではなくて、これをひたすら煮込んで骨をきれいに取り出して、組立図をみながらきれいに作り上げると出来上がる豚の足の骨格標本、あれとてもよいものなのだよな、プラモデルとかよりずっといい。ちゃんと組み立てられるしかも飾ってとても美しい、プラモかうより骨格標本作りの方がいいな。そう、私は骨格標本マニア。

豚足の骨格標本

 かごにいれてそうじゃこれもネタで報告できるわい云々(デンデン)と考えながらそれと同時に「今まで何度もこれを食うたが、これ煮込むんだよな食う時に骨を外すときに手がコラーゲンでべとべとになるんだよななんかいろんな方面が汚れるなやっぱやめ」と思ってまた冷凍のところに戻すという周囲の人から見たら不審な行動をとってしもうた。もしかしたら骨格標本のためだけに買うかもしれないがきっと、骨を全部取って骨の油抜きをして、そして組み立てるということもまずしないんだろう。冒頭の通り、もう食べ物に関してそこまでの熱意がない。ただとても美味しいのと作り方は豚バラブロック角煮(醤油ベース)と同じで汁作って放り込んでおきゃ完成なので(いろいろめんどくさいレシピ集が検索で引っかかるがそこまでしなくても美味しい)熱意のある人は買うといいですそして骨格標本のトリコじかけの明け暮れになるといいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?