コミュマネセッション:新規入会者とのコミュニケーションについて
こんにちは、コミュニティ運営研究中のすないぱ~です。前回に引き続き、コミュマネ情報交換会のメモを紹介していきます。今回はフリーセッション『新規入会者のフォロー』についての話題です。
前回の記事はこちら♪
セッション:新規メンバーの入会フォローに関するあれこれ
コミュニティ運営者は、組織の風通しをよくしていく(マンネリ化を減らしていく)、または拡大させるために、新規メンバーの募集と受け入れを行っています。新しい仲間は新しい刺激や出会いをもたらせてくれますよね。僕も新規募集の時期には、どんな仲間が来るんだろうとドキドキしています。
しかし、既存メンバーにとっては、一体感が薄れてしまったり、緊張感から居心地の悪さが生まれてしまうこともあります。
コミュニティマネージャーのみなさんはどんなことを考えながら場のコーディネートをしているのでしょうか。
・発言にリアクションをすることをはじめの一歩に
みなさん、はじめての場で起こす最初のアクションと言ったら何を思い浮かべますか?おそらくほとんどの人が自己紹介と考えるのではないでしょうか。(僕もそうでした)しかし時代はオンライン。コミュニティ内にどんな人が何人いるかわからないという状況で不特定多数に向けてのご挨拶は心理的ハードルが高く感じられますよね。そこで出た意見がこれなんです。気になった発言にリアクション(スタンプ)をしてみる。事前に既存メンバーには新メンバー入会日の広報をしておいて小さい気持ちの交換みたいなところからスタートするらしいです。仲間の話題に乗っかってみるところからスタートって丁寧だなぁ。
・新規メンバー同士でまずはなじませるようにする
時期が決まっていて、まとまった人数が入会するコミュニティでは新規メンバー同士がつながれる雑談イベント、ご挨拶イベントをつくり、まずは同期のつながりをつくっていくところが多かったです。人数が増えてくると全員と顔見知りになるのは難しいので、コミュニティ内に小さな居場所をいくつか持てると居心地が良くなるんですよね。その1つに同期の会が機能します。これは会社でもよくありますね。同期入社の会は参加するとなんとも言語化の難しいホーム感を感じます。
・全員が交流したいわけではない、という視点を持ち接する
コミュニティに所属する目的は様々、メンバーとどんどんコミュニケーションをとりたい人もいれば、誰とも絡まないけれどやりとりを覗いているのが楽しみという人もいる。(僕は良かれと思っておせっかいしたくなる病が出てしまうんです)グッとおさえて入会のきっかけや興味のあることをフラットに聞くようにしている、という声もありました。
・入会時にグッズを贈り所属の実感を持ってもらう
これはコルクラボでもやってますが、入会よろしくねグッズを贈っています。オンラインだと身のまわりの変化を感じにくくて、ふわっとしてしまいがちなので、手ざわり感のある変化を意識して設計しています。PCや携帯にステッカーを貼ると仲間入りした実感をもってもらえるよね!と信じてやっています。
・コミュニティの状況に合わせて募集頻度や募集人数を変えていく
コミュニティは常に変化をしています。オフラインのイベントが中心になることもあれば、コロナ禍のようにオンラインのイベントしかできなくなったりということもあります。もちろん運営が長ければ規模の変化もありますよね。そこで『3ヶ月に1回、20人募集』と型を決めてしまわずに、『今はコロナでオンライン中心だから募集人数を減らしてゆっくりなじむ設計にしようか』という形で調整を入れながら動かしている方もいます。このちょっとした配慮が熱量や退会率に影響してきそう。まぁ型を決めているとPDCAをまわしやすいというメリットはあるのでバランスだよなぁ。
・リアクションは量よりも速さを意識する
新メンバーに対して、スタンプでリアクションをしてみようという話は先ほどありましたが、こちらは既存メンバーと運営メンバーへの働きかけになります。新しいメンバーが投稿をしたときに、とにかく早くリアクションをしてあげるというものです。はじめての書き込みのときは「どんな人が反応してくれるかな」「反応ゼロだったら怖いなぁ」という不安が少なからずあると思います。自分の投稿へのリアクションを何度も確認しにいってソワソワした経験、ありますよね。僕がコルクラボに入会したときには、ちょっとした発言に最低3人くらいがすぐに反応してくれて、うおっ読まれてるんだと感動したことを覚えています。コメントに対するリアクションは他のメンバーからも見える場所なのではじめのフォローは型化しておきたいところです。
以上です!凝り固まった脳みそが少し柔らかくなったところでまた新しいことを考えていこうと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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