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熱気と活気と換気はセットで勧告!質屋で換金!寿司やで監禁!注意喚起!感極まって歓喜の涙。【食べログ】すし 銚子丸 北浦和店

すし 銚子丸 北浦和店

2012年1月頃訪問
ミサオちゃんご夫妻からお呼ばれして、チサトちゃんと一緒に御相伴にあずかりました。

回転すしのお店でお寿司を食べるのは、人生の中で数えるくらいしかありません。ここ2年くらいの間に「はま寿司」「がってん寿司」に行ったくらいです。最後に行ったのは「はま寿司」で一年以上も前のことです。
もちろん、銚子丸は初めてです。
回転すしと聞いただけでわくわくするのは私がおこちゃまだからでしょうか。

店内は活気があり、室温と湿度が高いようで、待っている間、メガネが曇り、薄手のセーターにもかかわらず、うっすらと脇の下に汗をかいたくらいです。
活気と熱気と換気のせいでしょう。
それにちょっと、店内のニオイがやけに鼻につきます。

素材、料理のニオイは別にかまわないんです。当たり前のことですから。
そのニオイがどんよりと滞っているのです。
気の流れが悪いのです。
服にニオイが移る予感がしました。

まあ、おいしいお寿司が食べられるんだから我慢がまん。
と、持ち前の貧乏根性でその場を乗り切ることにしました。

まずは生ビールで乾杯。
炙ったずわいガニなど肴にぐいぐいと行きました。

焼ずわいがに

肝心のお寿司のほうはまあまあです。どうしても他店と比べてしまうのは食べログライターとしては仕方ないこと。
私が短い人生の中で味わった回転すし屋さんのなかでは、「はま寿司」「がってん寿司」には適わないと思いました。風味も大事ですが、やはりお店の雰囲気、スタッフの応対というもの大切です。

まずオーダーミスが2回ありました。まあこのあたりは酔っ払いにとってなんてことはないでしょうから、笑ってスルーしますが、焼酎をオーダーしたときの対応はちょっと、ちょっとちょっと!でした。

焼酎のお湯割が飲みたくて頼んでみたら、「ビンしかないんですけど」と返されたので、ああなるほどそれで目の前にあるお湯をついで自分でお湯割をつくりなさいということね、と、とりあえずずガッテンしょうちしました。

焼酎れんと

で、ビンに入った焼酎と、湯のみが出てきたわけです。

が。

キンキンに冷えたビン入り焼酎と、これまた冷蔵庫で冷やされたであろう冷たさの湯飲みがでてきたもんだ!

なるほどなるほど〜、冷えた焼酎と湯飲みでお湯割をつくれば。あちちあちちってならないよね〜
って、それお湯割りじゃないから!

チサトちゃんなんかはジョッキ半分のビールでべろんべろんに酔っ払っているから、熱いのも冷たいのもわからない。
だから、霜がついてるくらい冷えてた湯飲みに違和感もなくお湯を注ぎ、結露したビンに入った焼酎をとくとくと注いでおる。

まあ、お湯を最初に入れるっていうところは、私が教えたとおりにやってくれたけど、この焼酎って、よくみたら16度なのよ。
なんだ、最初ッから焼酎の冷で飲めばよかったんだ。
お湯割りなんてかったるいことはしてらんない!ってんであとは反動で、グイグイいっちゃいました。

こんな些細なことを気にするのは愚かなことかもしれないけれど、野暮じゃない。寿司ってえのは粋にたべなくっちゃあならないんだ。

お湯割り用の焼酎がないんだったら、「そんなかったるいものぁない!」とか「てまえども、冷酒しかおいてござんせん」とか言えばいいのです。

働いているスタッフさんたちは、いたいけな若い人ばかりで、まだ働いて日が浅いのでしょう。そこまで気配りができなかったのだと思います。

マニュアル化すればマックのように高校生でも仕事をこなせることは出来るかもしれない。マックはマックでいいんです。マニュアル化したことで能率と生産性を上げて成功したのだろうから。
マニュアルどおりに接客してマニュアルどおりにハンバーガーをつくってハイどうぞ。衛生的な問題がなければまずまず。

でも、回転すしはそうはいくまい。無人ならともかく、目の前の板前さん、後ろで動き回るスタッフさんたちに注文をするのです。
回転台のスシにはお目当てのものがなかなか回ってこないから、目の前の板前さん、後ろで動き回っているスタッフさんに注文をしなければならんのです。

出来ればクリック一つでオーダーしたいタイプのこんな私が、「はま寿司」「がってん寿司」に惹かれる理由はお目当てのものが少し待っているとスーッと目の前にくるからなんです。

「はま寿司」では、ボタン押すだけでオーダーできるのがお気に入りだった。
「がってん寿司」で、なかなか所望のものがこないときは、ちょっとハニカミながら、オーダーしました。

初めて訪れたお店でしたが、残念です。
店内に入った第一印象で、ある程度先が読めてしまいました。
予想通り、お家に帰ってもセーターに染み付いた移り香が濃厚に残っていました。

ちょっとだけ、気配りをすればいいことなんですけどね。
熱気と活気はいいけれど、ちょっと換気を、ネ。

でも、お寿司はおいしかったです。チサトちゃんなんか皿までなめてました。

ごちそうさまでした。


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川越つばさ
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