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《デジャヴ》ドキドキ・ワクワ感をいつまでも忘れずにいたい草食系中年がびっくりドンキーで肉を喰らう【食べログに遺された生の記録・マガジン】

2010年07月07日(水曜日)訪問

メニューを自信のあるハンバーグだけに絞り込み、お値打ち価格で提供。
店舗の内外装は画一性を嫌い、他店と徹底的な差別化を図り、すべてが違う雰囲気でお客様を楽しませようとしています。「ドキドキ・ワクワク」それが、びっくりドンキーのコンセプト。

たしかに、内外装は個性的です。昔、田舎で見たような風景……
~錆びたトタン板、トタン屋根、バラック、あばら屋~
などを想起させるような造りです。

内外装を見る限りにおいて、ドキドキ・ワクワク感はなく、薄暗い店内はミスマッチのような気がします。お客を楽しませる仕掛けや雰囲気を感じることはありませんでした。
接客は丁寧かつ優雅で好感が持てました。
ただ、残念だったことは、店員さんが、隣の席のお客さんが注文した一品を忘れてしまったことを指摘されたとき、誠意ある謝罪の対応をしたのはよかったのですが、去りぎわに小さな声で独り言をつぶやいた事です。

チッ、なんでわすれちゃったのかなぁ

明らかに憤懣と、怒気が含まれていました。
心外だったのか遺憾だったのか悔しかったのかはわかりませんが、本人は周りに(お客に)聞こえないと思ってつぶやいたのでしょうが、はっきりと聞こえました。

店員さんのあたし語は論外として、こういうつぶやきも客に不快感を与えることを忘れないで欲しいです。
たとえ、つぶやかなかったとしても、不満とかヤル気の無さは身体から発せられます。
それがお店の活気のありなしにつながると思います。

さて、このお店に来た切っ掛けは、TVお願い!ランキング(テレビ朝日-2010/06/20 19:00~)で紹介された「ペチュキムチバーグディッシュ」を見たからです。これは早く「びっくりドンキー」に行って喰わねばなるまいと思い、矢も楯もたまらず本日参上した次第。

「びっくりドンキー」人気のディッシュシリーズ売り上げ上位8品を、料理人らに食べてもらい、彼らの主観の順位を決めるというもので、下記の結果になりました。
1・ペチュキムチバーグディッシュ(売上8位)
2・パインバーグディッシュ(売上7位)
3・四川風マーボバーグディッシュ(売上6位)
4・カリーバーグディッシュ(売上5位)
5・ポテサラパケットディッシュ(売上4位)
6・フォンデュ風チーズバーグディッシュ(売上3位)
7・おろしそバーグディッシュ(売上2位)
8・チーズバーグディッシュ(売上1位)
そんなわけで、あたしは料理人が旨い!と絶賛した「ペチュキムチバーグディッシュ」と最下位の「チーズバーグディッシュ」を注文してみました。(二人で注文)

「ペチュキムチバーグディッシュ」は、期待感があったせいか、自己暗示によって一口目は旨い!と感じてしまいましたが、食べすすめるうちに嫌気が差してきました。残念。

「チーズバーグディッシュ」は、期待せず食したところ、最初は旨く感じましたが、4口目あたりからチーズの押し付けがましさが仇となって、後半はもうたくさんだと思いました。

酷評になってしまいましたが、基本的に「びっくりドンキー」のハンバーグはまずくないと思います。サイゼリヤの料理のように旨くもなく不味くもなく……
といった感覚です。
次回は、別のメニュを注文して「びっくりドンキー」マイベストを決めたいと思います。

ハンバーグレストランびっくりドンキー@鶴ケ島店



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川越つばさ
常日頃から並々ならぬお心遣いをいただき感謝いたします。これからも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。