綾瀬駅界隈の飲食店には特有のノイズがあるがてんやの旨い天丼と味噌汁で中和する【食べログ】天丼てんや@綾瀬店
2009年03月31日(火曜日)訪問
やはり天ぷらは揚げたてがいい。
日本そば屋で喰う天丼というのは、衣がべちゃべちゃでタレがじゅわっとしみとおっていてエビはぷりぷりしていないことが多いが、てんやのえび天は、ぷりぷりしているし、しっぽまでぎっしり身が詰まっていてとても食べごたえがある。
てんぷらの衣は、やはりサクサク感がなければならない。
それと、タレは甘すぎず辛すぎず絶妙のバランスを求められる。
てんやのタレは完璧にそれを満たしている。
味噌汁も旨い。
吉野家の味噌汁と比べるのも失礼だが、吉野家のインスタント味噌汁とはレベルが違う。てんやの味噌汁はインスタントなのかどうかは知らないが、絶妙の味と温度である。
味噌汁のことを「おつけ」という、それを丁寧にいったのが「おみおつけ」だという説。漢字で書くと「御御御付」となるそうだが、クイズに出てくるような気がする感じ。
それが巷間に流布されちまってはいるが、いやそれは俗説というもので本当は「御実御汁食」が正しいんだとかいう先生もある。
ちなみに小学館の国語辞典では、おみおつけは「御味御付」または「御味御汁」となっている。
「おみ」が味噌のことなんだそうだ。おつけはつまり汁物ってことだ。
インスタントの味噌汁を飲みながら、ふとそんなことを考え巡らすほど、てんやの味噌汁には不思議な魅力がある。
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