かあちゃんが育ち盛りの腹減らし息子にせっせと弁当つくってるよ、みたいな。昭和を感じさせる【食べログ】まごころ弁当:川越駅東口店(お弁当のまごころ)2012年01月
私、生来のお弁当派。お昼は迷わずほかほか系のお弁当を選ぶタイプです。
以前の職場では、近くにお弁当屋さんがなかったので、お昼何にしよっかなぁ〜、ていつも朝から悩んでいたんです。
吉野家にしようか、丸亀にしようか、ガストでランチにしようか、富士そばがいいかな〜、なんていつも悩んでしまって……
結局、コンビニ弁当とか買い置きのカップ麺、袋麺で済ましてしまうことに。
残飯を捨てるのももったいないけど、お金を出せさえすれば必ずありつけるメシのことで、朝から悩んでいるこんな私の無駄に過ごした時間ももったいないなーて。
近くにお弁当屋さんがあればいいのにな〜と思っていたのものです。
実は、最近までここのお弁当屋さんがあるってことに気がつかなかったんです。ほっともっとのようなお弁当屋さんしか意識していなかったせいか見過ごしていたようです。たまたま見つけました。
我ながら視野が狭いなーて思います。
お店の雰囲気は、かあちゃんが育ち盛りの腹減らし息子にせっせと弁当つくってるよ、みたいな。昭和を感じさせるとてもよい感じなんです。
初めて店内に入ったときは、どこかのお友達のお家に来て「お昼食べていきな」とお友達のかあちゃんから言われているような感覚に陥ったくらい、手作り感が大いに期待できるお弁当屋さんだって思いました。
雰囲気からしてそうなんですから、実際のお弁当はかあちゃんの温もりと愛情を感じるようなお弁当に違いないッ!
ッと、期待に胸とふくらませ、おなかは減ってるけど下腹部自然にふくらんでる、みたいな。
12時半近くに行ったのですけど、次から次へとお客さんが入ってきます。
イケイケ営業マン風の若者達、OLさんたち、ガテン系のにいさんたちが、ぞろぞろと。
注文してからこしらえるので、予約してから来たほうがヨイみたい。
ここのお弁当のつつみ紙をみたとき、忘れもしない去ることン十年前、東京の下町で生まれてはじめて「ほかほか弁当」を食べたことをことを思い出しました。
あの頃(昭和後期)は、ほかほか弁当(チェーン店)が出始めたときした。
はじめてあったかい弁当を食べたときはそれはそれは感動したことを今でも鮮明に覚えています。
コンビニ弁当では味わえない、包み紙の絵のような、かあちゃんのぬくもりが感じられた。
おかあさんでない。ママでもない。ましてやマミーでもない。
かあちゃんがつくった弁当って感じなんです。
私の記憶が正しければ、昭和後期に初めて食べたあの「ほかほか弁当」と同じチェーン店のもののはず。
包み紙に覚えがあるから。
ご飯はほっかほか、揚げ物もアツアツなのが嬉しいですね。
どれもおいしいです。
揚げたてのアジフライはやはり美味しさアップです。スーパーで買ってくるものとは格段の差があります。
・メンチカツ
お肉の旨みがぎゅっと詰まっていておいしい。
・唐揚げ
つくる人によって全然味わいが違いますが、ここの唐揚げは私のお気に入りです。カラッと揚がっていて醤油ベースにしょうがの風味が絶妙、味付けもバッチリです。あきがこない美味しさで、どんどんいけちゃいます。
・とんかつ
「さぼてん」とか「和幸」など専門店とはまた違う味わいのトンカツ。スーパーで売ってるものとはまた一味違う、私好みのとんかつです。
・カレー
私の好みの理想に近いカレーでした。じっくり煮込んでいるのがわかります。コクと旨みがあってとてもおいしいです。
以上。
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