見出し画像

【川越角屋酒店の日常】ローラン・サイヤールさん来日!(2025/1/25)#25

昨年の11月末、ロワールのワイン生産者のローラン・サイヤールさんが来日しました。日本へ来たのは初めてとの事なのですが、多忙なスケジュールの中、川越観光を楽しみながら、当店にも足を運んでくださいました。元々はニューヨークでレストランの運営をしていたローランさん。日本の伝統文化や和食に興味があるローランさんのために、川越の1日をアレンジしました。

川越の名店「小川菊」でうなぎを満喫

まずは、川越名物のうなぎ料理を堪能。訪れた先は予約困難な川越の名店「小川菊」さん。スタートの時間なら予約が可能でしたので11:00に予約して伺いました。

白焼きのシンプルな旨味から、柳川鍋の深い味わい、う巻の優しい風味、そしてさっぱりとしたうざくまで、ローランさんはどの料理にも感嘆の声をあげていました。もちろん蒲焼きも堪能。実は何日か前にどこかのチェーン店で既にうなぎは食べていたとの事。ですが、味わいの違いに驚かれていました。フランスでもうなぎは食べるようですが、煮込みなどが一般的なようで醤油を使った蒲焼の美味しさに満足していました。もちろんお酒は地元のCOEDOビールと鏡山の純米酒、純米大吟醸を満喫しました。

小川菊にて

松本醤油商店で歴史探訪

続いて訪れたのは「松本醤油商店」。先ほどの小川菊さんの蒲焼に使われる醤油を造っている蔵です。歩いて1分の距離にあります。
ここでは天保時代から続く醤油蔵を見学し、昔ながらの製法に興味津々の様子。天保時代の桶を使用した醤油蔵で、まさに建物自体が歴史文化遺産レベルです。蔵全体に微生物が棲みつき、天然醸造で醤油の味わいを形成しているのはナチュラルワインと同じです。

お土産に「さしみ醤油」の小瓶を大量購入!こちらは天然醸造二年再仕込み醤油という手間のかかる製品で濃くて深みがある逸品です。私も個人的にも購入!お刺身のレベルが格段にUPする醤油です。

建物自体がもはや歴史文化遺産の松本醤油商店

小江戸鏡山酒造で日本酒体験

次に訪れたのは小江戸鏡山酒造。松本醤油商店の敷地内にあります。今回は特別に蔵の中を案内していただき(通常は非公開)、日本酒の製造工程について説明を受けました。搾りたての日本酒や発酵途中でこれから日本酒になる段階のお酒をティスティングさせてもらいました。発酵の過程などワイン造りとの共通点や違いについて意見を交わし、日本文化への理解がさらに深まったようでした。

小江戸鏡山酒造を特別に案内してもらいました

玉力製菓で和菓子体験

川越観光と言えば、菓子屋横丁も外せません。小江戸鏡山酒造から時の鐘などを見学しつつ川越を街歩きします。菓子屋横丁では玉力製菓を訪れ伝統的な製法で作られる手作り飴の製造工程を見学しました。

氷川神社でパワーチャージ

最後は氷川神社を訪問。境内に足を踏み入れると、木々で囲まれて厳粛な空気感が漂います。参拝を済ませた後、おみくじを引きました。鯛を釣る形式で人気のおみくじコーナーにはおみくじの種類がいくつかあります。なぜか選んだのは「恋愛」のおみくじ。しかもなんと「大吉」をゲット!笑。おじさん4人で大笑いで盛り上がりました。

恋みくじはまさかの大吉!


その後川越角屋酒店へ場所を移し、ローランさんを囲んでのナチュラルワイン会となります。続きはまた次回のnoteにて。

いいなと思ったら応援しよう!