椿は夜な夜な歩きだす?~へるんの椿考
小泉八雲(へるんさん)の『日本の面影』は明治時代に日本に来訪し初めて書かれ翻訳された文章ですが、松江に住んでいる私が読んでも、新鮮で非常に面白いのです。
なかでも『日本の庭にて』では松江に住んでいた自宅の庭で起こることを、俯瞰の愛で観察していて、知識としてだけでなく、とってもあたたかな気持ちになれるので、何度も読み返してしまいます。
欲望のない「非情」と呼ばれる草木から、今の季節に庭や神社で色を添えている「椿」について感じてみたいと思います。
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