句碑の文字色褪せぬまま長閑なり
砧打つ隣に寒き旅寝かな (正岡子規)
砧は秋の季語ですが、正岡子規が宿泊したのが11月なので、底冷えのする感じが伝わってくる一句です。

正岡子規が川越で一泊した宿(今福屋旅館)があったとされる場所に句碑があります。新井博著「埼玉故郷散歩」によると、当時旅館の隣には洗張屋があったので、その砧の音を題材に句が生まれたと想像されます。
今日の場所はこちらです
正岡子規の句碑
埼玉県川越市大手町5
※現在は民家になっています。
#俳句 #川越大手町 #正岡子規の句碑 #砧 #今福屋