【出版のリアル25】想定読者はあなたの知人

出版企画の設計図=「マスト5D」。誰が?誰のために?どんなことを?どんな方法で?独自性は?――出版企画は、この5Dがないと成立しません。

「誰のために?」――想定読者層と呼ばれるものです。
これは、絞れば絞るほどいいとされています。

なぜなら、ビジネス書など実用的な書籍は
「読者の悩み・問題・不安・願望を解決する手段」だからです。

読者の方に「私のために書かれた本だ」
「この本がいま、私には必要だ」と思ってもらう必要があるのです。

性別、年齢、出身地、仕事、年収、住んでいる場所、子供の有無、休日は何をしているのか、
趣味は何か、何が好きで何が嫌いなのか…。
より具体的に読者の人間像を設定しましょう。

よく知っているご友人や知り合いの一人をターゲットに設定するのも手です。
その人の悩みや不安は何なのか。どんな未来を求めているのか。
それが書籍のコンテンツになります。

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川田修(Osamu Kawada)
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。