サッカーコーチが収入を上げるための原理原則とは?
サッカークラブのスタッフはサッカーだけをしていればいい。
僕はそんなふうに思っていた時期があります。
そして、サッカークラブで指導者としてお金をもらうことはとってもすごいことで、それが誇らしく、プライドも高かった。
そんな時期が20代でありました。
そして、今では大きくその認識が変わってきた。
今日はそんなお話のはじまりはじまり。
みなさん、こんにちは。
京都府長岡京市でサッカークラブ URANO.S KYOTO(ウラノスキョウト)を運営している川田雄一郎と申します。
関西No.1のサッカークラブを目指し、日々活動中。
昔大好きだったサカつく(プロサッカークラブを作ろう!ってゲーム)そのままで人生を突き進んでいます。
そして、全くゲームのようにスイスイ進むこともなく大変苦労している毎日です。笑
今回、記事として書かせていただくのは、
『サッカークラブのコーチはサッカーだけをしていたらいいのか?』
僕も海外のサッカークラブで働き、そして今もサッカークラブで仕事をしている。
最初は僕も思っていた。
サッカーを指導することでお給料がもらえる自分はすごい。
とても尊い仕事をしている。
自分の指導力は高く、その対価として自分は給料をもらい、生活をしている。
サッカークラブで働いているスタッフはそう思っている人が多いのではないだろうか。
Jリーグで働いているコーチで、若いコーチたちは特にそう思っているはず。
自分が身につけているエンブレムにはとてつもないブランド価値があり、エンブレムがついているウェアを着用しているだけで自分の価値が高くなったように感じる。。。
でもそれは大きな間違い。
もちろん、自分の指導力1本で仕事をしている人は多くいる。
だけど、そんな人たちは本当に一握り。
みんな煌びやかな世界を夢見るけれど、正直そこに入るには至難の技。
本当に厳しい環境だ。
僕はアルビレックス新潟シンガポールで4年、セレッソ大阪のサッカースクールで6年学ばせてもらった。
だからこそ、強く思う。
指導者だけで生活できる人は本当に一握りで、これからどんどんJリーガーとして活躍した人たちが引退してコーチとして降りてくる。
そんな経歴をもっている人たちにどうやって勝てる?
そこから目を背けないで、真剣に考え、勝てる方法を考えないといけない。
『この世界の原理原則はお金を稼ぐこと。クラブ=企業とするならば稼げる人材でないと生き残れない。』
「結局、お金かよ。」
そう思ったあなた。はい、そうです。その通りです。
結局はお金なんです。
お金がないとクラブは動けないし、スタッフにお給料は払えないし、何も買えないし、何も出来ない。
「でも、指導者一本で指導している人は営業をしているわけではないし、スポンサーを獲得したり、何かを売って利益を出しているわけではないよね?」
うんうん、その通り。
そこを切り離して考えないと、一生考え方は変わりません。
まず、指導者一本で食べていける人はその人そのものが価値が高いということがあります。
その人がいるだけでお金が集まる
その人がいるだけで広告効果がある
その人がいるだけで、選手が集まってくる
その人がいるだけで、試合に勝利し、クラブの価値を高めてくれる
元Jリーガーで、有名な選手 or その地域出身者で知名度がある
元日本代表選手や、輝かしい経歴がある
あなたが上記の存在であれば、指導者一本で食べていけるでしょう。
でも、これを読んでくれているあなたは違うという人がほとんどなのではないかと思います。
あなたが、クラブ経営者であれば上記のようなスタッフはあまり在籍していないのではないでしょうか?
だからこそ、僕たち運営側はそういった奇跡の人材を求めるのではなく、違う方法でクラブにお金を落としてくれるスタッフを育て上げないといけないし、自分がそういう人材になっていかないといけない。
『具体的な稼ぐためのアクションプラン』
クラブ経営者は間違いなく、指導だけをしているスタッフより、クラブにどんどんお金を入れてくれるスタッフのほうが重宝するはず。
普通の企業ではあれば、そういった方を仕事が出来る人という敬称で呼ぶはずであり、出世していき、お給料は上がっていくはず。
同じことをすればいいんです。
あなたが働いているのがサッカークラブなら、
イベントを立案し、開催する
チームの備品を作り、販売する
大会を開催する
クラブのスポンサーを集めてくれる
クラブの規模によると思いますが、色んなことが考えられるはず。
普段おこなっている指導業務とは別に何かをプラスする。
そうすることで、少しでもお金がクラブに入ると運営側としてはクラブ運営にとってはとっても助かるんです。
それを毎回、真剣に考えて行動してくれるスタッフは本当に貴重な存在になると思います。
僕がこれまで会ってきた若い指導者のほとんどが、指導のみを考えているような子たちだった。
僕もそうだった。
だけど、クラブを運営するようになり、それではその道の優れた人たちには勝てないことが分かった。
だから、戦う道を変えた。
指導者+αの働き方。
もちろんだけど、指導の勉強、サッカーの勉強は当たり前に行っていく。
そして、プラスαの価値をクラブに提供する。
そんな人材は確実に価値が高まっていくと思う。
指導者として優勝な人たちと同じ路線で進むのでなく、違う路線で異なる人材になる。
指導者としても結果も出したら最強の人材になれる。
あ、ちなみに僕は最近京都で1位になり、そして関西リーグへの昇格戦でも優勝しました。(自慢です。笑)
指導者としても結果を出しております。笑
選手や、スタッフたちの協力があり、実現出来ました。
これは結構自信にもなるし、他のカテゴリーでも絶対に上にいけると信じています。
最強な人材、みんなでなろうぜ。
ではでは!
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