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努力という概念を「言語化」することでより行動しやすくなるという話

みなさん、こんにちは。
京都府長岡京市でURANO.S KYOTOというサッカークラブの代表をしている川田雄一郎と申します。
高知県で育ち、今、話題のJAPANサッカーカレッジを卒業し、アルビレックス新潟シンガポール、セレッソ大阪サッカースクールなどで指導を学ばせていただきながら、今は京都でサッカークラブを運営しています。

今回は、努力という概念を言語化することで、より自分自身が行動しやすくなるのではないか?ということを書かせていただけたらと思います。
成長することに悩んでいる選手たちにアプローチする際の参考になればと思います。

努力=自分の目標に向かい、具体的に行動すること


みなさん、努力ってどんなイメージがありますか?
私は、朝早く起きて、勉強し、必中は全力でハードワークを行い、夜も勉強し、他の誰よりも活発に行動することだと思っていました。
実体験としては、高校生の時に自分はあまり試合に出場することが出来ませんでした。能力が足りていなかった。

そこで、人より何倍も努力しようと心に決めて、朝は5時に起床し、そのまま朝食、そして5時半の電車で高校に向かい、6時15分から8時15分まで朝練をしていました。

学校の中では、授業中に足元にテニスボールを置いてころころ。
ボールタッチを磨くんだ!とか思いながら、ずっと触っていました。
夜も全体練習が終わってから、1時間の自主練。
こんな1日を3年間。
まぁ、自分では本当によく頑張ったなと思います。

でも、勉強に関しては全く努力しませんでした。やる気もなかった。今思えば、ここに関してはとても後悔しています。

サッカーに関しては、好きなことだったので努力と思っていなかった。
これは一番強い要素だと思います。好きだから取り組み、どんどん行動出来る。それはある種私の武器でもありました。

ではなぜ勉強面で努力出来なかったのか?
それは、

努力=苦痛


と認識していたからに他なりません。

サッカーに関しては、多分サッカーが好きではない他人からみたら超絶努力しているのかもしれませんが、自分にしたらただ好きなことをやっているだけ。テレビゲームをずっとしているのと同じ感覚です。

でも、勉強に関しては違いました。

苦痛だったんです。やりたくなかった。

だからこそ、今は勉強をしています。猛烈に高校生の時に出来なかった分、社会人となった今、猛烈にしています。
めっちゃ苦痛の時もあります。というか、そういう時がやっぱり多い。

でも、そこで努力ということに対しての考え方を少し整理し、自分が行動しやすいレベルにまで言語化しました。

それは、

自分がやるべきことを言語化し、抽象的なものを具体的に置き換え、

それに対して取り組んでいる些細なことでも努力していると考えること。


これです。これが結構私の怠け心を助けてくれました。

2時間、何かの勉強することを例に挙げると、

勉強を2時間頑張る!

ではなくて、

会社の仕組みを理解するために、本を購入し、1時間は会社の仕組みを勉強し、もう1時間は税金の仕組みを勉強する。それを2時間後の仕事に役立てる。

といった感じで、全て今後の自分の行動につながるように持っていく。
案外、みんな漠然と頑張る!と言っていることが多いように感じます。
でも、それは本当に自分が必要だと思っていることではなかったりする。

別に2時間でなくてもいいんです。
これが10分でもいいし、30分でもいい。

何をやるために、どんなふうに時間を使い、勉強するのか?

まずはここを自分の中で整理する。
そうすると、努力することに対しての苦痛がだいぶ柔らかくなるように思います。

言語化ってやっぱり大切なんだと最近思います。
自分に対しても行動をさせるように言語化し、コントロール出来るようになる。理性的に全ての行動を行えるようになります。

みなさんもぜひ一度、自分の努力の方向性を見直し、紙にでも書き出してみてください。

何をどのくらい、いつ、どうやってやるのか?

漠然とやってもなかなか続かないもの。

私もこれからも目標に向かって努力していきます。
一緒に夢を叶えるために、努力していきましょう!

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