おじぎ

あなたは最近いつお辞儀をしましたか?

接客業の方なら一日何回もなさる方もいるかも知れません。

私は銀座近辺に行くことが多くここ半年は銀座を庭にしていると言っても過言ではないのですが、

銀座はご存知の通りハイブランドの路面店や老舗ブティックが多くあるため、
商品を買ってくださったお客様が見えなくなるまでお辞儀なさってお見送りをされてるお店の方をよく見かけます。

第三者として見かけることもあれば、
少しいいアクセサリーなんかを買うとお見送りされる側になることもたまーにあったり。


申し訳なさ半分、あたたかい気持ちになります。



このお辞儀はまさに日本のおもてなしを感じる代表的な瞬間だと思います。


あとは代表的なのは日本の国技だと必ず「礼に始まり礼に終わる」という言葉通り、試合前に対戦相手に敬意を表しお辞儀をしますよね。

学校での柔道の授業の際にお辞儀について言われたのをとてもよく覚えています。

柔道をしたことより礼の話の方が印象に残ってるくらいです。笑


自分も以前、部活で舞台に立った際やレッスンが終わった後には見てくださったお客様や先生への感謝の気持ちを込めてお辞儀をします。  


ここ数ヶ月劇場でお笑いを観させてもらう機会が多く、芸人さんのお辞儀ってグッとくるなぁと思います。

漫才師の方は最初と最後にお辞儀をなさるのを観ると思います。

コントをなさる方って冒頭の雰囲気やオチで暗転することがほとんどなのでなかなか難しいなぁと思います。



観たいなぁと思いつつ、御目当ての芸人さんと頻繁には被らなかったのであまり観れてなかったラフレクラン。

お二人はコントの時もネタの最初と最後にお辞儀をなさいます。

驚きなのが板付きでない方も出囃子がなって舞台上が暗い時に出てきて2人同時にお辞儀をするんです!もちろんネタが終わって最後暗転した時もお辞儀をなさいます。

それに気づいた時はもう、もう、胸が熱くなりました。

元から人を傷つけないネタでほっこりするネタも多くお気に入りのコンビだったのですが、改めてすてきなコンビだなぁと思いました。


あとはエンディングで人一倍深〜いお辞儀をなさってる方を観ると、今日も素敵なものを見せてもらったなぁとじんわりしながら、劇場を出ます。


あと印象的なのは空気階段の水川さんのお辞儀。
特に全員並んだエンディング。

水川さんなりのルーティーンなのかもしれませんが毎回決まって3回90度にお辞儀をするんです。

オノマトペで表現するなら「カクンッ!」って感じで。

これまた、じんわり。

思わず、私も90度までとはいかないですが自然と頭を垂れてました。笑 


このような状況下で同じ空間でたくさんの笑いを届けてくださっている芸人さんに直接お礼は言えませんが、ありがとうの一言じゃ足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。


いつも思うんですよね、ありがとうを上回る感謝をの気持ちを伝える言葉が欲しいなって。笑


こちら側(客席)からは深々とお辞儀ができませんが、心の中では深〜いお辞儀をいつもしています。(伝われ、お辞儀!!)


お辞儀やお礼の言葉など子供や大人とか関係なく人として当たり前のことができることって大切だなぁと今だからこそ思います。

先ほど言ったように演者さんにはもちろん、
劇場を出る際にはいろんなことに気を配り環境を、整えてくださってる劇場の方にも
「ありがとうございます」の一言を。

当たり前が当たり前じゃなくなった今だからこそ、今まで以上の感謝の気持ちを大切にしたいです。

かれこれ1年以上このような生活が続き、自分の中でも心の隅に追いやられてしまいがちなので、今回この記事を書いてみました。

ありきたりな内容でしたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます!


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