貢ぎ体質だった高校の時の話
ちょっとヘビーな踏み込んだ高校の時の身の上話をつらつらと書きました。
長いので興味あったらこんな人もいるんだ程度に思って読んでくだされば幸いです。
公立高校通っていたため、高2の頃からバイトをしていて、そのバイトは部活の友達からの紹介だった。
全然怪しいバイトではない、簡潔にいうと大手引越し会社の日払いバイトで私は貢ぐためのお金を稼ぐために学校の休みである毎週末に入っていた。
その週に稼いだお金をその週に全て使うという繰り返しを一年近く続けた。
18歳になると終業時間の縛りが無くなったため、一日に多い時で1万5千円ほど稼ぐことができた。
給料の8割ほどを貢ぎ、残りは洋服代に当てた。
引越しバイトの話
引越しのバイトはとにかく辛いが、日払いでないとその週に貢ぐお金がないため、扶養内であったため税金の基準に引っかからないように気をつけながらとりあえず続けた。
リーダーに「使えねぇな」と舌打ちされ、
2段に積まれた段ボールを持って四階まで階段ダッシュ、ということもざらにあった。
何故女のわたしはこんなに力がないのか、同じように冷蔵庫が持てないのか、と男性との差をひたすらに責めたこともあった。理不尽なお金持ちのお客さんも沢山いた。
ちなみに、真のお金持ちはこちらの範疇を優に超えるびっくりするくらいの心が広い。
理不尽なお金持ちは中途半端なお金持ちが多かった。
荷下ろしの際、軽い段ボールを選んで一つだけ運ぶ同い年の男子に頭きて、滅多に怒らないのに「段ボール、選ぶなよっ!!」と気づいたら大きな声を張り上げている自分がいた。
冷静になって今考えると、いろいろ限界だったんだと思う。笑
普通なら他人にそんな声を荒らげることも、強く物を言うことは絶対ないので、、、、。
疲れ過ぎて帰りの千代田線から銀座線に乗り換える表参道駅では歩く気力も体力も残っておらず、人にぶつかりながら歩いたこともあった。
しかし、貢ぐお金を稼ぐために夏休みなどの長期休みは5連勤もしんどかったが貢ぐことの喜びはその多くの辛さとは比べ物にならなかった。
今考えると、ありえないけどその繰り返しの不自然さに気づかない自分がいた。
扶養内で税金対策をしながらのバイトではもちろん限界があるから、平気で風俗で働こうとしてる自分もいたが、身近な友達みんなが全力で止めてくれた。
きっとどこかで、止めて欲しいと思ってる自分がいたんだろうなぁ、、、。(しみじみと今のわたしより)
まとめ(いっちゃん伝えたいこと!)
何が言いたいかっていうと、同情して欲しいとかではなく、、、
今、高校生の頃の自分のように貢いでいる人がいるんだったらすごく難しいと思うが一度立ち止まって欲しい。
今になって冷静に考えると高校生の分際で年上に数十万平気で喜びを感じながら貢いでいた自分は怖すぎる。
見返りのないボランティアが過ぎる、都合のいい女すぎる、、、。
この経験のおかげで大体のバイトに耐えられる自信がついたし、重いものを持てることで得することもあった、そして引越し屋でバイトしていたことは何かと話のネタになるのはよかった。
つまり、今貢いでる人は受け入れたくないと思うが愛情表現はお金だけじゃできないってことを知って欲しいし、それはすごく歪んでるってことを知って欲しい。
今のワイは、、、
じゃあ、何で愛情表現をすればいいのかって言ったら今の私にはよくわからないのが本音。
それ以来、悲しいかな真剣に誰かを想ったり好きになった事がないから。
(文章にするとめっちゃ悲しいやんけ笑)
むしろこれをきっかけにそういう想いを抱くことが怖くなってしまったし、ある意味一歩下がった目で捉えてしまう面白みのない淡白な人間になってしまったから。
でも、愛情表現がお金が全てではないことは十分わかるようになった。
これが高校の私バイトの話、10代最大の学びの話でした。
もし読んでくれた人がいたらありがとうございました!!大分赤裸々に書きました笑
20代はこの教訓を生かして、まずは!貢がない幸せとはなにかを知れたらいいなぁと思いますっ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?