コロナ前の話
コロナ禍になる前の生活ってどんなだったかなぁと思い、カメラロールを漁っていました。
そしたら、もちろん外でマスクしてない友達との写真、仲良し5人で集まった時の写真など今じゃ考えられない写真が出ていて、心がションションしました。
その中に現れたなんの変哲もない蕎麦と偏食ゆえに食べられるはずがない天ぷらの写真が。
普段、食べ物なんてマメに撮ったりしないのになんでだろう。なにをした日だろうと思い出していると、すんごい日だったことを思い出しました。
雨が降るある日、
とにかく歩こう、と言う謎の予定を高校の頃の同級生と立てた。馴染みがない錦糸町からスカイツリーを経由、なぜか浜町に向かって歩いた。
天候は雨、割と強めの雨。
ちょうど浅草のキリンの金のう○こ、あっ、違う金色の炎でしたね、を通ったくらいの時が雨が強くて。
世の中も毎日マスクってわけじゃないけど、コロナ、コロナ言いはじた頃で頭が半分くらいおかしかったんでしょう。
雨が降ってるのに電車に乗ると言う発想がない私たちは、むしろ楽しかった記憶。
そして、忘れもしない、墨田区役所の前の横断歩道での友達の発言。
「これから先さ、水溜りがあったら、水溜りボンドのテーマ曲を歌うルールにしようよ」
!?!?
YouTuberということは知っていたが視聴者でもない私。でもその歌は知っている。
乗らないわけがない。
そこからは想像してください、そこそこ強い雨がずっと降ってる日でした。
エンドレス水溜りテーマ曲ですよ。
ツッチャ、ツッチャ、、、、
テレッレッテレ、テッテレレレ〜♪
そんなカオスルールを定めていいのって小3の男子の下校中だけだと思うんですけど、19の女子が水溜りカオスルールを適応しながら歩いた日の蕎麦の写真だったんですね。
その日は長距離の徒歩移動、
水溜りによって
高校の時に東京にやって来た祖母に買ってもらった偽ドクターマーチンが底と真っ二つになって臨終したほどの過酷さでした。
さらによくできた話だなぁと思うのはその日、なにか察した私はソラマチで靴を購入。靴も世代交代。
いい日だったなぁ。
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