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「読み返す」楽しみ
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
どうも私は本を処分できない人でございまして、一度読んだ本、それこそ小説であっても中々捨てることができず、本棚に押し込んでしまう人間でございます。
ただ、捨てられない事情というものもあります。私は本に書き込みをしてしまうため、売ることもできず、また面白いことを書いてある時もあるので、記録として残しておくと意義もございます。
冒頭の写真であるコリン・パウエルさん、井口耕二さん 訳の「リーダーを目指す人の心得」飛鳥新社 (2012)を読んだのは、今から約3年前のゴールデンウィークで、京都へ旅行している時でした。
私は小説以外の本を読むときは、必ずペンを持っています。気に入った文は線を引くし、考えや反駁が浮かんだら書き込み、一ページ空白があれば、要約もします(逆に、ペンがないと本が読めないという厄介な癖もつきましたが)。
時折、本書とは関係のない一言をメモしたりします。旅先での思い出や、勧められた映画など、それこそノート代わりに使います。
神保町で古本を買うと、思わぬものが挟まっていたりします。以前、東京ディズニーランド開園当初のビジネス書の中に、ウエスタンランドの格好をしたミッキーたちの葉書が挟まっていました。
古本を読むのは、内容を思い出すのに大切です(読まずとも覚えているのが最適だが)、何よりその時の持ち主の思い出に出会えるのが格別です。
一番良いのは、最初に読んだ時の自分と、その時の自分より成長したな、と思えるようになることだ。あの時は意味が分からなかったけれども、今ならば分かる。それが成長したと実感する瞬間です。
昔の自分が穿った見方をしていて、それを反駁するときは最高に面白いです。読み返して面白くなるような読書の仕方も一興です。それではまた次回!
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