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東京で読書会をすること

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

ここ最近、読書会を主催している方が増えた気がする。

東京読書倶楽部にも、「主催するために」様々な読書会を訪れている方や、集客・宣伝のためにいらっしゃる方もちらほら。

読書会という「好きを語る場所」が増えるのは、嬉しいことである。

特に、この「東京」という街では。

読書会に参加される方は、仕事や学校の関係で地方から上京した方も多い。

地元の友達とはなかなか会えない。だけど東京に友達がいない。だから読書会などのイベントに参加したという方は少なくない。

また、都内出身の方でも、テレワークや在宅勤務の影響で、コミュニケーションの機会が枯渇している人もいらっしゃる。

余談だが私も一時期、テレワークをしていた時期もあった。

だけど、平日5日を振り返って、コンビニで「袋いりません」しか喋ってなかったことに気づいて、ちょっと恐ろしさを感じた。

それはさておき、新しく友達を作りたい、人とコミュニケーションを取りたい。

だけど「何を話せば良いのか分からない」から、人に会うのも億劫になる。

初対面の人と気軽にフリートークができるならまだしも、何が好きかよく分からない人と、いきなり話をするのは正直むずかしい。

わからないからこそ、コミュニケーションは楽しいという説もあるけれども、そんなコミュ力は私にはない。

だからこそ、まずは趣味友を見つけるのが、一番良いのではないかと個人的には考える。

はまじあきさんの「ぼっち・ざ・ろっく!の挿入歌「ひとりぼっち東京」にて、とても素敵なフレーズがある。

さみしがり東京 みんなひとりきりなんだ
だからまた誰かとつながり合いたいの
なんだっていいよ 好きなものやことならハッピー
絶対共通言語があるよ

結束バンド「ひとりぼっち東京」より抜粋

ここでは音楽(バンド)を通じて、という意味であるが、読書であれ何であれ、好きな者同士であれば「共通言語」がある

最近書店で話題の本だとか、本屋大賞の話とか、好きな作品の聖地巡礼をしただとか。

他の人には興味がなくても、「本好き」同士ならば盛り上がる話もあるのだ。

私自身、かれこれ3年にわたって読書会の主催者をしているが、コミュニケーション能力があるとは思っていない。

本に関する話題ならいくらでも話ができるけれども、いかんせん、フリートークが苦手である。やんぬるかな。

それでも読書会を主催できているのは、ひとえに読書好き同士の「共通言語」で話しているからではないかと思う。

そしてなにより、その場所はとても面白い。

面白いからこそ、東京のあちこちで読書会が増えているのだと思う。

たまには他所の読書会にも行きたい、読書好きの一人なり。それではまた次回!


※ 東京で読書会をお探しであれば、神保町の読書会サークル「東京読書倶楽部」もよろしくお願いいたします。


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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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