僕らはぺんぎん探検隊🐧
最近一つふと思った事がある。
僕らはぺんぎん探検隊なんじゃないか?
僕らというのは千葉高アカデメイアのメンバーのこと。
いや、割と真面目に。
もちろんぺんぎんアイコンの僕が隊長(総長)だからって、そんな安直な理由じゃなくて。
ぺんぎんは僕らの仲間
ぺんぎんたちは陸より海の方が強い。
鳥の癖に、流線型のボディと水を弾く羽毛はどう考えても海仕様の才能を持って生まれてる。なのに彼らは陸にいる。
彼らは空を見上げても、他の鳥を羨ましがっても、パタパタしても、自分の翼で自由にどこかに行くことはできない。
陸上では氷の地上をひたすら歩いて、厳しい現実の寒さにじっと耐え続けるしかできない。(せっかく自由に泳げる才能があるのに陸では全く発揮できない)
(這いつくばって滑ることはできる。)
ぺんぎんは軽い翼も、身軽な身体もそもそも持ってない。
自由に飛べる他の鳥が羨ましいけど、敵に遭遇しても別の場所にさっさと逃げられない、地上の敵から逃げるのが不得意な動物だ。
南極に行くとぺんぎんたちは僕らのことを仲間だと思って近づいてくるらしい。
ちなみに僕もぺんぎんのことを仲間だと思っている。だって僕らと似てるし。
こんなに似てる仲間なのに、僕らは彼らの半径5メートル以内に近寄ってはいけない。
(ちなみにアザラシは15メートル。)
彼らから近づいてくるのはセーフ。
死ぬまでに行きて~、南極。
生きているうちに南極にいるぺんぎんのパイセンたちに会いたいし、一緒にお酒でも飲みたい。
ぺんぎん探検隊
ぺんぎんたちは餌が欲しくて海に探検しに行きたいけど、シャチに食われるかもって皆、立ち止まってる。
そうゆうときは僕みたいな食われても良さそうなずーっと海の中覗き込んで考え込んでるバカぺんぎんの背中を小突いて海に突き落としてみて
「お、あいつ生きてる。なんだ、シャチおらんやん、よし、俺も海はーいろ」
で、海にピョンピョン飛んできてくれれば良い。
不安性なペンギンたちの誰かの背中を押す(どつく)という行為は種の存続につながる。
現に僕は休職中に皆に背中を押されて会社を辞める決心がついたし、こうしてアカデメイアも作れたわけだ。
ファーストペンギンは無鉄砲な個体だけじゃない。
僕みたいに飛び込むか迷ってる優柔不断な個体が誰かに背中をどつかれて、たまたまなることもある。
そっちのパターンの方が案外多かったりするのかもしれない。
一度でもそのハードルを乗り越えたぺんぎんたちはどこへでもスイスイ泳いでいける。
きっと僕らはぺんぎん探検隊の最初の隊員で、
シャチがいない安全な海で楽しそうにキャッキャ泳いで自由に泳いでたら
おれも!おれも!じゃあおれも!ずるいおれも!うおおおおおおドドドドドドドドって自由を求めるぺんぎん達が飛び込んでくる。
現にまた一匹、もう一匹、とペンギン探検隊の仲間が増えている。
そりゃ、自分のやりたかったことするのは普通に考えて素直に楽しい。一緒に楽しんでくれる人や話を聞いてくれる人がいるならなおさら楽しい。
ただいつもと違うことをするのは心理的なハードルが少しあるだけで、たいしたことなさそうだったら、とりま様子でも覗いてみるかという気にもなる。
そんなかんじでゆるく自由の海に来た彼らは、自分の得意なことや好きなことを語り、思い思いに始めてくれているし、僕自身一緒になって楽しんでいる。
自由の海で僕らのぺんぎん祭をしよう。
我等ペンギン探検隊也。