ソロキャンプでアイロンストーブを楽しむ
昨年末にSoomloomのアイロンストーブ「FLAMENCO」を入手したので、年末のキャンプで使ってみました。
1.アイロンストーブ
少し前からアイロンストーブが気になっていました。アイロンストーブとは、鉄製のアイロンを温めるために昔使われていたもので、基本アンティーク品となるのですが、ここ数年で復刻のものが出てきていました。しかしながらお値段が3~4万円程度と、なかなか自分としては気軽に手を出すまでにはいきませんでした。
ところが昨年に、Soomloomから2万円以下で登場したのを知り、とうとう買ってしまいました。
こちら、作りもしっかりしており、更に収納ケース、メンテナンスで使う六角レンチ、予備のガラス、オイル補充用のロートも付属しており、お得な商品だと思いました。
収納ケースには付属品とともに、500ccサイズ程度のペットボトルも入るだけのスペースがあるので、オイルも一緒にまとめて持ち運びができます。
2.キャンプで使ってみた
昨年末の冬期休暇にソロキャンプに出掛けてきましたので実践投入です。
燃料を入れて15分程待ったあと、火を入れてみましたところ、なかなか良い雰囲気です。芯が幅広なので結構の明かりになります。手を近づけてみましたが、上部は当然暖かいものの、ガラス面はさほど暖かくはありません。暖房効果はあまり期待できそうには無さそうです。
使用可能燃料は、パラフィンオイルまたは灯油となっています。オイルランタンで使っているパラフィンオイルが残っていたのでこちらを使うことに。パラフィンオイルは少々お高いですがススが出にくいのも良いです。オイルは基本的には大容量を買うのがコスパが良いです。
3.調理にも使ってみる
ただ灯りとしてだけで使うのもなんですから、調理にも使ってみました。ストーブの上に載せた調理器具は以下の商品です。サイズ的にもぴったりで使い勝手も良かったです。
こちらの材質ははアルミ製で、上面がコーティングされているのでお手入れも簡単です。ストーブに載せてしばらく待つと充分に熱くなってきましたので具材を載せます。焼き鳥はふるさと納税でゲットしたもので、しっかりと焼けました。
気温はそろそろ氷点下に届きそうなくらいに冷え込んできましたので、ガンガン焚火で暖をとって、焼き鳥をつまみに日本酒を熱燗で飲みながらリラックスした夜を過ごすことができました。
4.あとがき
今回のキャンプは初めての完ソロでした。他に誰もいないという状況は、昼間は良かったのですが夜になるとドキドキします。キャンプ場所は長野県で公園をキャンプ場として開放している場所で、夜は近くに街頭等の照明もなく自分の明かり以外は真っ暗。遠くで獣の鳴き声も聞こえるし、正直ちょっと怖かったですが、酒を飲んで酔っぱらってきて、怖さより睡魔が勝って寝てしまいました。寝る前は雲もなく、星は綺麗でした。
冬キャンプでの寝袋はコールマンの冬用を使用しています。自分はもともと暑がりのせいもあるかもしれませんが、こちらの寝袋だと特にカイロや湯たんぽなどは必要なく、充分暖かく寝ることができます。寝るときの服装も、特に厚手の服を着込むようなこともしていません。ダウンではないので安い分、収納サイズが結構でかいのですが、クルマ移動なので問題なし。
なお、付属の収納袋がギリギリサイズで小さく、再度収納するのはかなり大変なので、別に袋を買いました。
そして深夜に目が覚めるとテントにさらさらと雪が当たる音がしてきましたので、翌朝は積もってるかなと思いながら再び眠りの中に。。
朝起きると、サイトは雪景色。テントやタープにも割としっかりと雪が積もっていました。起きた時の気温は氷点下1度。これだから冬キャンプは楽しいですねえ。