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冠山峠道路(岐阜・福井県境)と冬季の運転対策

国道417号の岐阜・福井県境不通区間が一昨年秋に2本のトンネルを含む冠山峠道路として開通し、開通当初に出かけましたが、先日久々に出かけてみました。

扉写真は、岐阜県から福井県に向かう途中、岐阜県側の塚宮ケ原トンネルを抜けた後の風景で、正面には冠山を拝むことができます。冬季は豪雪地帯になり、これまでは踏み込むことができなかった地域なのですが、道路が開通したおかげでこんな景色が見れることになりました。

この日は天気が良く、数日前の雪も路面からはすっかり消え走行に支障はない状況でした。そして、雪の冠山がクッキリとこんなに間近に見れるのは感動ものです。


1.道路のライブカメラ

 冬になると道路情報ライブカメラを見るのが趣味(笑)になります。特に雪深い道路が楽しみなのですが、この冠山峠道路の冬景色を見るのも楽しみです。ここのカメラは福井県の道路情報または岐阜県の道路情報で確認することができます。

サイトより引用

上記は「みち情報ネットふくい」ですが、冠山トンネルの南側入り口から岐阜県側の様子が下記のようにライブカメラ情報で確認できます。

サイトより引用

冬季になると道路の右側にある路側帯には除雪ドーザー、左側には除雪工事関係者の車両と思われるクルマが止まっている様子が確認できるのですが、最近は明け方から日中にかけて、左側の路側帯にはみっちりとクルマが止まっている様子が確認でき、流石に工事関係者とは違うようです。

夜間の様子(除雪ドーザーが待機中)

2.冬の冠山登山需要

 いったい何が起きているのだろうかと調べてみると、下記のような記事がありました。

どうやら、冠山の冬山登山をおこなう人々のクルマのようです。トンネルが開通したおかげで容易に冠山のすぐ真下から登山できるようになったようで、新たな名所の誕生ですね。

冠山トンネル開通で岐阜と福井の行き来が容易になったことで、道の駅なんかも以前より売り上げが上がったりと良い効果が出ているとのこと、更に福井県側には新たに道の駅が誕生していました。

3.あとがき(冬季の運転対策)

 今週末からは10年に一度という寒波が襲来しますね。全国的にも大雪に警戒とのこと、岐阜県山間部~北陸エリアはさぞかし大雪になることでしょう。益々ライブカメラから目が離せません。

お出かけの際には、ぜひ雪対策グッズを忘れずに気を付けて運転してくださいね。便利な雪対策グッズを紹介します。
なお、スタッドレスタイヤを履いていても、大雪時にはチェーンの着用規制が出る区間が存在します。事前に確認しておきましょう。

・めったに使わないから、軽くてコンパクトな布製のタイヤチェーンなんかが良いのではと、自分も購入してみました。基本的には以下のチェーン、スコップ、スタック脱出器具の3点をセットにして載せています。

・一晩駐車して翌朝は雪の中というときのためやスタックした場合など、携帯用のスコップを持っておきたいですね。

・スタックした場合の脱出グッズも。

・車に積もった雪下しに。雪が屋根に載ったまま走行すると危険です。

・チェーン装着時の安全確保に

・夜間作業も安全に

・もしもの渋滞に巻き込まれた場合の防寒対策に。災害時の対策にも。

上記以外にも、100円ショップやワークマンなどで以下のような用品を購入して載せています。
・軍手、アームカバー、園芸用の作業用シート(厚手の物)、雑巾
・ペットボトルの飲料水、お菓子類などの食料品
・ウルトラライトダウン等の追加の防寒着
・タオル、使い捨てカイロ、ひざかけ、スノーブーツ
・温泉グッズ一式(タオル、着替え等)

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