ドローンの保険
安全に気を付けていても、事故は起きるもの。おもわぬ事故に遭遇したときのために、しっかりと保険に入っておきましょう。
1.ドローンの保険とは
ドローンを運用している際に第三者の施設に衝突したり落下するなど、事項が発生して人や施設などに被害(ケガや損害)を与えたときに備えて用意するのが賠償保険です。
保険各社からドローンに対応した保険が出ていますが、個人的な趣味で飛ばす場合、業務で飛ばす場合、保険がカバーする範囲、保険金額など条件が様々です。自分に合った保険に加入するようにしましょう。企業であれば、もともと企業活動で生じるリスクに対する保険に加入している場合が多いかと思いますので、そちらでカバーされるかの確認をしてみたらよいかと思います。
また、飛行許可申請の際は、保険に加入もしくは未加入でも十分補償するだけの構えがあるかを申告する必要があります。
2.DJI機向けの保険
DJIのドローンは、購入する機種によっては、DJI無償付帯賠償責任保険(初年度無償)が付帯しています。なお、AVATA2は保険の案内が入っていなかったので無償保険は付帯していないようです。(2024/5/27追記:無償保険の申し込みページで機体選択できましたので無償保険適用されます)
ドローンを購入したら、機体登録と一緒にスグに手続きを済ませてしまいましょう。保険内容は以下となっています。
無償期間の終了時期が近づくと、メールで更新案内が届きます。引き続き同等の内容で申込みする場合は、保険期間の切れ目が無いよう手続きを忘れずに。
なお、無償保険と有償保険では若干補償内容が異なります。もし補償内容に不安であればオプション等が追加可能なので確認してみてください。
またDJI CAMPの受講生には割引制度もあるようです。
3.保険費用も大変
(1)複数台の機体を保有する悩み
DJI保険制度で入る保険は機体ごとに入る必要があります。なので複数台持っていると、保険代もなかなか大変。また継続時期もそれぞれ機体ごとに異なることになると思いますので、保険切れの管理や手続きも面倒ですね。
以前、三井住友海上保険に「複数台持っている場合に、まとめて入る方法や複数台の割引が無いか」を聞いてみたのですが、そのような手続きやプランは今のところ無いそうです。
最近SNSで、ドローン保険の話題があったので内容を確認してみると、機体ごとではなく、操縦者に対して適用される保険があるとのことでした。
(2)SORAPASS CARE
ご紹介するのは「SORAPASS CARE」。こちらは損保ジャパンですね。ドローン飛行支援サービスと保険をセットにした内容です。
こちらの保険は、機体ごとではなく操縦者に対して申し込む(適用される)ことから、レンタルする機体にも適用可能となります。これは複数機体を持っているだけでなくても嬉しい内容なのかと思い、自分はちょうど一部の機体の保険が更新時期を迎えたことから保険を切り替えました。しかもこの内容で5,000円/年。
申し込みは毎月15日締め、翌月1日から適用なので、ご注意ください。
4.機体の保険
機体の紛失や破損などに適用される保険もあります。また、保険とは少し異なりますが、DJI機を買うとお奨めされる「DJI Care Refresh」という保証プランもなかなか手厚い内容となっています。機体が海に落ちて回収できないなどの紛失ケースでも、条件を満たせば格安で機体が戻ってきます。
ただし、DJI Care Refreshへ加入するには、機体アクティベーションから72時間以内に手続きが必要です。機体購入と同時に申込みするのがお奨めです。
自分はこれまでDJI Care Refreshを申し込んだことがなかったのですが、AVATA2は色々とやらかしそうな予感がしたので2年版を購入しました。
5.あとがき
自分が所有するDJI機体は計5台なので、有償保険に入ると7,300円×5=36,500円/年と、結構馬鹿にならない金額になります。古い機体でも、たまには飛ばすとなるなら保険には入っておきたいもの。そんなときにSORAPASS CAREの情報は有り難い話でした。また包括申請は5台共通で申請しているため、1台でも保険が切れてしまうと申請内容との整合性も取れなくなりますしね。
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是非とも宜しくお願いします。
~ドローンを始めるときに揃えたいグッズ~
・4K記録にも対応した高速メモリーカード
・USB充電器はスマホ付属のものでも良いですが、より早く充電できるものを揃えたいです。
・砂場などでの離着陸はモーター等の機体に悪影響を与えます。
・飛行可否の判断に風速測定は必須です
・補助者が使用したり等、双眼鏡は一つは持っておきたいです
・ドローンを樹木などの高所に引っ掛けた時の救出に
・周囲に安全飛行をアピール
・周囲に安全飛行をアピール
・機体やレンズのお手入れに
・電源のない場所で飛ばす場合に充電環境を