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なぜ、あの人の仕事は面白いのか。
仕事柄、いわゆる”モノを作る人”にたくさん出会う。今、ぼくの仕事はプロデューサーなので、自分でモノを作る訳ではない。企画を立て、予算を確保し、スタッフを集め、コンテンツを作る、それが仕事だ。
どんなスタッフにお願いするかで、プロジェクトの成否は大きく変わる。それがすべてだといってもいい。テレビの場合であれば、ディレクターがその中心だ。それが誰になるかによって、当たり前の話だが、出来上がるものは全く違うものになる。だから誰と仕事をするのかは、いつも慎重に考えて結論を出す。
面白いモノを作るのことできる人は、それほど多いわけではない。いわゆる「売れっ子」は決まってくる。ではなぜ彼らは面白いモノを作ることができるのか。
面白い仕事をする人には、いくつかの共通点がある。
感性が鋭い、とか、経験が豊富、とか、そういうのも大切な要素である。人柄も実は大切だったりする。仕事ができる人は、人を惹きつける何かを必ず持っている。こういうのって一朝一夕には身につかない。
でもそんな中でも、ひとつ、誰にでも始められることがある。
今の時代、実はこの共通点と逆のことが良しとされていたりする。時にそれは”ライフハック”と呼ばれ、仕事のスキルとして持てはやされる。しかしモノづくりの現場においては、必ずしも通用しない。
それは何か。
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