やりたいことができてないと嘆くあなたへ。
先日、若いディレクターからこんな悩みを聞いた。
「日常に忙殺されて、やりたいことができていない」
こなさなければならない仕事が膨大にあり、それで手一杯になってしまうので、自分がやりたいことができていないことに悶々としているという。やりたいことって、なんなんでしょうね。特に「仕事」のなかでやりたいことって、難しいですよね。
「あなたのやりたいことはなんですか」
これは企画を立てたり、コンテンツを作ったり、という仕事であれば、常に問われる設問です。
丹念な取材で巨悪と闘うのか。お茶の間に笑いを届けるのか。エッジの効いたドラマを作って人々を感動させるのか。世界をあっと言わせる未知の世界をドキュメントするのか。
わりと大きめの「やりたいこと」であればこんな感じでしょうか。
こういう視座を持ち続けることはとても大切です。でもこうした目標に縛られすぎると身動きが取れなくなってしまう。だって5分のニュースリポートを毎週作んなきゃいけないのに、毎回、驚愕のスクープだけを狙うなんて土台無理な話です。それにしても土台無理って、すごい言葉ですね。めっちゃ無理な感じが文字から染み出していますね。
ではどうすればいいのか。
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