惹かれる作品は『立体的』な気がする
さて、昨日の続きでミセスグリーンアップルの大森さんの曲づくりのすごいなって話です◯
わたしは常々、みんなが惹かれる曲(や映画や本や人や絵や建築)は何が違うんだろうというのを考えていまして😅(気になるよね???)
歌手や俳優を目指す人はものすごいたくさんいると思うのですが、みんなが知ってるレベルまでいく人は極々一部なわけで、何が違うんだろうって。
もっとすごいのはベートーベンやモーツァルトで、いまだに世界中で演奏され続けていますよね🎻
もうこれはなんでなんだろうって。
才能とか環境とか時代背景とかはあるにしろ、なんかいいんだよね、みたいな数値化できない何かがあるなっていうのが今のところ結論なのですが。←つまりよくわからんってこと笑😅
でも大森さんのYouTubeにでてきた話を聞いてたらね、
なんか表現が『立体的』だなって思ったんです。
で、これがベートーベンとかもそうなんですよね。(クラシックの中ではベートーベンが一番くらいに好き♡)
https://youtu.be/BPt7rmgGpk8?si=h407HAtcgWiud2j8
で、この『立体的』ってどうゆうことかというと、
まず深さがあって、さらに光と影の両方が入ってる感じがしたんです。
動画の中ではミセスグリーンアップルの“夏と青”という曲の解説をしてたんですけど、この曲は一見すごく明るい曲なんですが、大森さんは夏にある憂いも同時に描きたかったみたくそれを表現するためにあえて歌い方で語尾を落としたりしてるらしいのです。
その他にも、歌詞やメロディ?とかで複数箇所『夏の憂い』を表現してるらしく(わたしは聴いてるだけじゃ全然気づかなかったよー😂笑)
明るい部分のいけいけの夏と、明るいからこそのその裏にあるちょっとした憂いを、同時に曲にいれられてて。
一部分だけじゃなくて多面性を表現してるんだなって思いました。すごいなって。(わたしは言われないとわからなかったんだけど、それが“なんかいい”に結局つながってるんだと思う)
結局ものごとにはプラスとマイナスの両方があるもので、光があれば影があるわけで、すごく本質的なんだろうなって思って。
見る角度を変えると違ってみえる深さがあって、立体的だなって思いました。
ちなみに宮崎駿さんの映画も、伏線とかすごいあるんですよね。(ちなみにわたしはそうゆうのもマジでわからないです😢、検索するといっぱいでてきます。 ハンターハンターとかもそうですよね)
で、さらにさらにすごいの は、そうゆうのがありつつ、表面は美しいとかきれいとかいいメロ ディとか、伝わりやすい形になっていて、入ってきやすい。
ちなみに大森さんは曲をつくるとき、メロディと歌詞 は『降りてくる』らしいのですよ。
ベートーベンの自伝漫画にもあったんだけどね、
ベートーベンも自分の中から捻りだすっていうより、降りてくるって感じっぽかったんです。
ちなみにアインシュタインも相対性理論が頭に降りてきた、ってのどっかで読んだことがあります。急に降りてきたんだけど、それをみんながわかる公式に落とし込むのに何年もかかったって。(それについてめっちゃ考えてるってのは前提であると思いますが)
そうゆうの、みえないところを具現化してるっていうか
ある意味自分じゃないような感覚で表現としてでてくるものが、
なんかみんなの心を打つようなものだったり
するのかもな〜なんてことも少し思ったりもします。