トレードオフを伴う選択を採用する
YouTubeで広告で流れてきたこの動画(笑)、
なかなか深いことを言っていて。
星野リゾートの星野社長がでてきて星野リゾートの戦略を解説してくれているのですが、星野さんは「ポーター」さんの競争戦略を採用してるらしいのですね。
で、その中に『トレードオフを伴う選択を採用する』というのがあるんです。(って!)トレードオフを伴わない選択は、いいんだけど競合に真似されると。
どうゆうことかと言うと、たとえば青森の星野リゾートの旅館で津軽三味線を聞けたりねぶた祭りだったりの体験ができるってのが人気だったのですが、10年くらいたったら大型旅館がみんなそれやるようになったって話がでてきていて😅
つまり、新な体験メニューを増やすって、今あるサービスにただのっけるだけでいいから導入する時にトレードオフが伴わないんですよね。
対して星野リゾートがとってる戦略の一つに『運営に特化する』ってのがあって、これは真似しようとすると『所有を手放さないといけない』のです。
こうゆうトレードオフを伴う選択を写真にあるように5つやってて、それぞれがそれぞれの効果を強めるようになってるらしいのです。
そうすると、一個真似した時の効果は全部やってるところに勝てないから、競合としては、全部真似するか、全部真似しないかになると。(すごすぎ)
どんな業界でもどんなに小さいところでも、これをきちんとやると大きいところにも負けないようになるとポーターは言ってるらしいのです。(ポーターの本買おうかな、、笑)
わたしはこのトレードオフの考え方がけっこう核心をついてるなぁと思って。
正直、周りをみてても今って供給過剰な業界ってYouTuberくらいしか思いつかないので😅(←おいっ)、こうゆうのやらなくても事業は全然成り立つと思うのですよね。
供給が足りない感じだから、給料も、単価ももう当たり前のことを当たり前にやるだけでどんどん上がると思うのです。
ただ、コモディティ(同じようなサービスに紛れて価格競争力がないこと)から抜けたい場合や、個人で考えるとけっこう大事かなと思って。
今って自分らしく生きようとみんながし始めてると思うのですが、選択する時にトレードオフを伴わない選択を避けてたら、自分らしくは生きられないなぁと思うんですよね。
違う仕事をしてみたければ今までの仕事を手放さないといけないし、
旅しながら暮らしたければ定住することを手放さなければいけないし、
子どもを持つ選択をしたら持たなかった時にできた生活を手放さなければいけない。
どっちもとれたらって思ってしまうからこそ、トレードオフのある選択って怖いと思うのですよね。しかも流れでそうなったとかじゃなくて意図的にやるって。それを組織レベルでやってる星野さんがすごいのは言うまでもないのですが、、。
だからこそきっと、トレードオフを伴う選択をできた時は、効果が大きいんだろうなぁと思うのです。
うーーーん、、避けてる気がするな(笑)
またちょっと時間をつくって、わたしたちのサービスと、自分自身に当てはめて考えてみようと思います。
気になった方は、動画の方が100倍くらいわかりやすいのでぜひ😂!
ではでは〜
川邊明日香
(インスタストーリーに載せてる日記を読みやすいようにnoteにもコピーしてみます。毎日はできないかもですがなるべくがんばります🙏)
↓昨日の松本市の南側の空。雲が虹色🌈になってたの!写真でもわかるかな?きれいでした😍