『大切』にするって、『何かを大きく切ること』かも
小3のむすめの宿題に、『次の漢字の訓読みと音読みを使って文を作りましょう』って問題があったんです。(“楽”なら『音楽を楽しむ』とか)
で、その中に“切”って感じがあって、“切”を使った熟語といえば“大切”を思いついたのですが、“切”って“切る”って意味ですよね?
“大切”って大事にするって意味なのに、なんで“切る”って漢字が使われてるのかな?って不思議に思ったんです。(大切な手紙を切る?え?みたいな感じで文もうまく作れなくて💦)
で、調べてみました😅ここで使われている“切”は、“切迫”“切実”とかにあるように差し迫ってるって意味で、大いに差し迫ってること=重要であること=大切 となったようです。
でも、わたしはある意味、大切にするって、そのもの以外を『大きく切る』ことなのかなと思ったんです。
何かを大切にするって、そこに意識を向けないといけないので、その他のものをあきらめる(切る)ってことなのかなって。
少なくても、その瞬間何かを大切にするためには、他のことはできないなって。
例えば、家族を大切にするって、家族の時間は家族に意識を向けるってことで、
他の仕事とか趣味とか自分のことはやらないってことだと思うのです。
家族といても頭の中では仕事のことを考えていたら、それは家族(との時間)を大切にしてるとは言えないんじゃないかな。
(これが悪いわけではない、こうゆう人は仕事を大切にしている)
そしてこれは、瞬間の話だけじゃなくて、長期にわたっても同じようなことが言えるのだと思います。
大切なことはそんなにたくさんは持てないから(感覚的には3〜4個かな、家族と仕事と自分。とか趣味と勉強と家事と子どもとか)、
何かを大切にする人生は、何かを大きく切る(あきらめる)人生だなって。
若い時はすべてをあきらめられなかったけど、大人になるってある意味大切なことができたりわかってきたりして、
何かをあきらめられるってことなのかもですね〜
ではでは