贅沢な景色を独り占めできるという価値
先日、上高地の五千尺ホテルに行ったんですが、すごくすごく素敵でした。
こんにちは。よこや農園のあすかです😊
ホテル自体ももちろん素敵だったんですが、
いつもの河童橋周辺の景色が部屋から観ることができて、
いつもの河童橋なんだけど、いつもは観ることのできない夕方から夜、朝の風景をしかもお部屋から観ることができて、
いつもはたくさんたくさん観光客のいる河童橋が、朝晩はほぼ人がいなくて貸切状態だったんです。
わたしは昼間の上高地は何回か行ったことがあったのですが、泊まったのは中学校で行ったキャンプ以来でした。その時もすごく感動して今でもその時の感動を覚えています😅(前の日が雨で、次の日の朝いきなりあの河童橋からの山々を見たからそりゃ感動です!)
でもその後、日帰りで何度か行った時はその感動を上回ることはなくて。
でも今回またなんかすごく感動しました。感動というか、いい時間が過ごせたなぁと思ったんです。贅沢な時間だったなぁって。
それで、それはなんでかなぁと考えてみると、
それは、
このいつも大勢が見ている景色を、独り占めしたような特別感が得られたからかなぁと思いました。
同じ場所で、いつもじゃない体験というか、何か人よりも少し優越感があるというか(笑)
↑山の空気とこの景色を見ながらコーヒーの匂いとか、もう贅沢の極みでした☺️
最近世界では、ベルサイユ宮殿に泊まれるサービスがあるとか聞いたことあるんですが、あれってそういうことだったんだなぁと思いました。
確かすっごく高いんですが、お金あれば泊まりたくなっちゃうなぁって。(笑)
その場所がみんなが訪れるような場所であればあるほど泊まれたり貸切にできたりする価値が上がっていく。
松本城🏯も城泊をやるって話が出たりしてましたが、現実になればどハマりすると思いました。。
「独り占めできることに価値を感じる」ということと、もうひとつ今回気づいたことがあります。
それは、
1つの価値が飛び抜けていれば、すごく満足度が上がるんだなぁと言うことです。
もちろん五千尺ホテルさん本当に素晴らしくてスタッフさんや料理やお部屋も素敵だったのですが、
きっと料理や内装とかは頑張っているホテルや旅館さんが他にもたくさんあると思うんです。
でも上高地の、河童橋のあの景色を独り占めできるということが他のホテルでは味わえない。(そもそも上高地は国立公園で新しいホテルはもう建てれない)
観光の醍醐味は「今だけ ここだけ あなただけ」なので、もうど真ん中なんですよね。
1つ飛び抜けて良いものがあると、多分サービスを受け取る方はすごく価値を感じるんだなぁと思いました。
それは、総合的にバランスよく整っているところよりもきっとそうなんだろうなぁと。
これをりんごで考えてみると、
りんごの1番大きい価値は「おいしい」ということだと思うのですが、
例えばものすごいおいしいりんごであれば、スーパーで買うよりもすごくすごくおいしいりんごであれば、
段ボールが普通の段ボールでも、ECサイトの写真や説明文が普通のものであっても、りんごの見た目がものすごくよくなくっても、接客が丁寧じゃなかったとしても、別にいいような気がするんですよね。
おいしさだけで満足度が高くなるというか。まぁそのためにすごくおいしくなくてはいけないんですが。
段ボールやECサイトはこだわっていて接客も丁寧で見た目もまぁきれいで味はまあまあっていうよりも、
その他のことはある程度でもずば抜けておいしい方が満足度を高めるんじゃないかなと思った話でした。
(りんごは生鮮食品で、気候や土地によって味は左右されるので、このずば抜けておいしく作るというのがものすごく難しいのですが、、😅)
ではでは〜!いい一日になりますように!