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ビアンカ嫁固定派の女オタクがフローラと結婚してみた雑記

②はこちら↑
(追記:記事タイトルのミス修正しました)
(追記2:ウワーッ思ってた以上にいいねが!!ほんと自分用の備忘録って感じだし画像もなにもない文字だけの記事なのに…!ありがとうございます!!)


 前の記事で終わりにしたところからあんまり進んでないので(両データともチゾットには到着済み)今回はフローラと結婚しようと思ったいきさつというか理由を書きます。興味がある方はどうぞ。

 ちなみに進んでないのはティアキン2周目にかまけてたからです。龍の泪、なにもかも知ってる2周目だとまた違った感情で見られますね…。ガノンドロフ討伐のチャレンジがでてる状態まできてるのであとひとつふたつハート増やして防具も強化してから地底にのりこもうと思ってます。ささっとガノンドロフぶちのめして本当のゼルダに会うんだ…!!








1. なぜビアンカ派なのか

 まずはじめに、どうして私が筋金いりのビアンカ嫁固定派になったかを書いておきますね。

 記事タイトルにもある通り、私は初回プレイのときからビアンカ派でした。私のドラクエデビューは3DS版の11だった(私は大人になってから、かつ両親の影響とかじゃなくひとりで勝手にドラクエにはまったタイプのプレイヤーです)んですけど、11のカセットと一緒に購入したVジャンプブックスの攻略本にビアンカのイラストが載ってて、そこで彼女にひとめぼれしたんですよね。たしかリンゴ持ってるイラストだったような。もともと「三つ編み」「金髪碧眼」「年上の女性」「優しそうなお姉さん」の属性に弱いオタクだったのもあって、実際に5をプレイする前からビアンカは気になるキャラとして私の記憶に残りました。その攻略本ではサラボナ姉妹は紹介されてなかったので、5の攻略サイトをのぞきにいくまでふたりのことは知りませんでした。

 ちなみにですが、歴代ドラクエ女子キャラでひとめぼれして推しになったのはビアンカとマルティナのふたりだけです。さらに言うとマルティナは戦闘のあるゲーム全般が苦手だった私にドラクエをプレイしようと思わせてくれたキャラでもある…。

 と、そんな感じでビアンカを知ったあと、なれないながらもなんとか11をクリアしてDS版を購入。
 ストーリーはWikipediaとか攻略サイトとかである程度知ってたので結婚相手はビアンカにする!とあらかじめ決めてプレイしました。
 実際にプレイしてみて、予想通り性格や口調が私の好みに◎だったのと、結婚後のあまあまなセリフにやられたのとで、クリアしたときにはもう主ビアの妄想で頭いっぱいになってました笑😂

 11の攻略本で偶然知ったビアンカにビビッときた私は間違ってなかったんだ…!!!

 あとやっぱりCDシアターの影響がめちゃくちゃに大きいと思う。初回クリア後に5関連の動画を漁ってたらゲーム画面にあわせてシアターの音声を流してる動画を見つけたんだよね(もしかしたらこれ読んでくれてる人のなかで観たことある人いるかも)
 で、ドラクエにもドラマCDとかあるんだーってなんとなく聴いてみたらとんでもなかった。声優陣がベテランぞろいだからかかなりの高クオリティだしなによりとにかく主ビアがかわいかった。volume1から3までひたすらビアンカ派のための作品だったからクリア直後で主ビア一色になってた私の脳は本当にたえられなかったよね…。
 もともと見た目も性格も5主との関係もビアンカがいちばん好みだったけど、とどめを刺したのは間違いなくCDシアターの主ビアだと思ってる。
 いてもたってもいられず中古で即購入。今もときどき本棚からひっぱりだして聴いてます☺️

 あと5主の口調も性格もビアンカに対する態度もプレイ中に想像してたイメージと寸分の狂いもなく合致しててもはや感動を覚えるほどだったなあ…。
 シアターをきっかけに私はすっかり5主とビアンカを演じてた声優さんのファンになりました。5主の中の人は某探偵アニメにでてくる西の高校生探偵役で存じてたから、今では本編のアニメも映画も彼が登場する回だけ観るようになってしまった…笑

 大丈夫な人は5のCDシアター聴いてほしい。
 できれば久美沙織先生の小説とセットで。
 まあ主人公がしゃべるのがだめ、主人公に固有の性格や設定があるのがだめ、仲間モンスターにこだわりがある、ビアンカ嫁金髪双子固定がだめって人にはおすすめできないけど…大丈夫な人はぜひ。






2. 感情と考えかたの変化

 私今まで5主と結婚しなかったルートのビアンカについて考えたことって一度もなかったんですよね。なぜなら考える必要性を微塵も感じなかったから。
 フローラかデボラと結婚する世界線じたいがそもそも「私のDQ5」には存在しなかったので、ビアンカが山奥の村で独身のままどういう人生を送るのかは考える必要がなかったんです。考えるのはグランバニアの王妃になったビアンカのことだけ。
 結婚しなかったビアンカは山奥の村で父親の世話をしながらひとりさびしく暮らす、という文章はよく目にしますけど、これに対しても「へー結婚しないとそうなんだ」くらいにしか思ったことなくて。まあ、さびしいかどうかなんてビアンカ自身が決めることだろとはちょっと思ったりしたけど。

 結婚しなかった場合のビアンカについて考えはじめたのは以下の記事を読んでからでした。

 去年だったかな、しょこたんが5の実況を配信したときの記事だったと思うんですが、堀井さんが結婚しなかったビアンカについて言及したみたいで。
 動画ちゃんと観てないですが最終的にビアンカを選んだっぽいですね。「選んでない!」って音割れするくらい叫んでたから操作ミスしたのかな。
 しょこたんフローラ派だもんね…。

 堀井さん、「ビアンカが独身のままなのは主人公を忘れられないから?」という質問に対して「心が動かなかった」って回答したらしいんですよね。
 この記事たしかXでもバズってて私もダメージ覚悟でリプ欄や引ポス見にいったのを覚えてます。
 この裏話(というかビアンカ派としてはまあそうでしょうねとしか思わなかった設定)を聞いてまっさきに思ったことが、「いや時間がたてば人の気持ちなんて薄れるしいくらでも変わるだろ」でした。
 ビアンカは5主に一途なんですよー5主を忘れられなくて独身なんですよーって公式から言われたのになぜかあんまりうれしくなかったんですよね…。

 なんだろう、つきあってたわけでも愛しあってたわけでも結婚の約束をしてたわけでもなくて、なんなら気持ちを伝えてすらいない幼なじみの男を10年近くも忘れられず、新しい恋に踏みきれない女なんて現実的じゃなくない?って思ったんだよね。
 青年時代後半に突入してもひたすら5主を想い続けるビアンカに違和感を覚えるようになったのはこのときからでした。たぶん石化のあいだもずっと忘れられずにいるんだよね…?会わなくなった男をそこまで想い続ける女現実にいるのか…????
 あとビアンカはどこまでもプレイヤーの罪悪感を煽るためのキャラなんだなって邪推してちょっと悲しくなった。ただでさえ同情でビアンカ選ぶ人多いのに堀井さんが「主人公を忘れられなかった」なんてそんなこと言っちゃったらさ…。

 ビアンカのことは今も大好きだし、本命の嫁かつ最推し最愛キャラなのは今後も変わらないと断言できるんですけどね…。でもこの記事を読んで以来、ビアンカにもの申すフローラ派の気持ちがなんとなくですが理解できるようになってしまいました😔
 たぶんだけど、だいたいのビアンカ派はこの裏話を見て切ないとかやっぱり裏切れないとかそういう感情になったんだろうなあ。

 どんなに相手のことを好きでも忘れられなくても時間がたてばその気持ちは風化してしまう。人の気持ちなんてそんなもんだと思っちゃうな、私は。






3. 「もしも」を考えた

 結婚しないとビアンカは一生孤独とか、ビアンカには5主しかいないみたいな見解がもともとあんまり好きじゃないんです。姉妹のどっち派が言ってたかは忘れましたが、ビアンカをメンヘラ女呼ばわりしてるのを見たときはぶちギレかけたくらい。
 べつに5主じゃなくたっていいんです。ビアンカを泣かせることなくしあわせにしてくれる男なら。
 最近はもう5主と再会する前のビアンカに恋人がいてもいいんじゃないと思うようになりましたね…。

 で、上記の件があってから毎日のように5主と結婚しなかった世界線のビアンカに思いをはせてたんですけど…。ビアンカには年上の男が合いそうとか、もしも結婚しなかったルートのビアンカに年上の彼氏ができたら?って妄想がとまらなくなって。

 書きたい!小説にしたい!!って思ったんです。
 某所で字書きのはしくれをやってるので二次創作でもやもやした気持ちをどうにかできれば…と。

 5主と結婚しなかったビアンカが年上の男と新しい恋をする。そういうおはなしを「5主を一途に想い続けるビアンカが公式」という事実をきちんと受けいれたうえで書きたいなって思ったんです。なので青年時代前半も後半もちゃんとフローラと青髪の双子を連れてビアンカに会いにいきます。もちろん見せつけにいくとかそういう歪んだ理由じゃない。事実を受けとめたいから会いにいく。山奥の村で独り身をつらぬく世界線のビアンカ(公式設定)をこの目できちんと確かめたいから会いにいくんです。

 ただ、上述の小説を書くためには独り身のビアンカがどんな感じなのか確かめる必要があります。

 はい、フローラ嫁ルートをやろうと思った最大の理由はじつはこれなんです。
 主フロ+オリキャラ男×ビアンカのカップリング小説を書くのにフローラ嫁ルート未プレイじゃさすがにアカンやろと思ったからなんです。
 なんだそんなくだらない理由かって思った人もいそうだけど、エアプでカップリング要素ありの二次創作は字書きとして抵抗があるもんなのでね。自己満足のための二次創作とはいえ、ちゃんとビアンカとフローラのことを知っておかないとなーって。

 オリキャラの設定とかはすでにできあがってるからクリアしたら少しずつ書きはじめていくつもり。
 でもクリアはいつになるんだろう笑

 ちなみに嫁がフローラ一択な理由は前回の記事を最後まで読んでいただけたらわかると思います。






4. 最後に

 また冗長になりそうなのでフローラへの率直な気持ちをざっと書いて今回は終わりにしますね。

 フローラ、ふつうに好きですよ。
 だって嫌いになる理由ないから。
 見た目かわいいし。どちらかといえば年上のお姉さんのほうが好みな属性だけど、清楚なお嬢さまも全然嫌いじゃない。なによりフローラのおかげでビアンカと結婚できるわけだしね。個人的な意見だけどビアンカ派はフローラを嫌う資格ないと思う。

 ただね、なぜか推しの枠にははいらない。
 嫌いになる理由はまったくないけど、特別好きになることも推したいと思うこともなさそう。
 はっきり言ってフローラよりも好きで推してるドラクエヒロインなんてたくさんいる。
 そういう感じなんですよね…。
 フローラと似たキャラならセーニャのほうが圧倒的に好きなんだけどこの違いはなんなんだろう。

 でもどうしてビアンカと同じくらい好きになれないんだろうって思ったことはたまにあった。
 オリキャラ×ビアンカの二次創作を書くためっていうのがいちばん大きな理由ではあるんだけど、単純にフローラルートが気になったからっていうのもなくはない。覚える呪文もビアンカと違うしね。
 フローラをちゃんと知ってみたかったというか。
 2で書いたことがあったからフローラルートにも興味がわいたというか…。まあとにかくビアンカのこともフローラのこともあらためて見つめなおせるいいきっかけだったんじゃないかなと思ってます。

 ものすごく率直に書くけど、初回は本当にビアンカしか眼中になくてフローラのことは「ふーん」としか思わなかったんだよね。デボラはまあ…前回の記事で書いた通り。フローラはデボラと違って悪い印象はまったくなかったけど、ビアンカと天秤にかけてどっちと結婚しようか迷うほどの魅力も(当時の私は)感じませんでした。なんていうか、「旅先で出会った貴族のお嬢さま」以上の感情が本当に全然わかなかった。イオナズン覚えるからフローラ!みたいな主張もうーん?って感じだったし。

 まあとりあえずフローラルートを進めてみて彼女への感情が今後どう変化していくかですね…。
 クリアしたときに今よりもフローラを好きになれていたらまた結婚してもいいかなと考えてます😌

 ただソシャゲではフローラを選ぶことは絶対にないと断言しますけどね(デボラはもっとない)
 ソシャゲはデータわけられないから。
 今回は特別にフローラルートやってますが、こういう本当に「特別」なことがなければビアンカ以外を選ぶ気は微塵も起こらなかったと思うのでね。


 終わり!
 読んでくださった方ありがとうございました!