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【Vol.10 リアルコミュニケーション】
こんにちは。川畑昌弘です。
つい最近の出来事ですが、
ディスコミュニケーションが原因で、
会社に大きな損失が出ていたことが判明しました。
ほんのちょっとしたコミュニケーション
を怠っていて、お互いの状況をシェアを
していなかったことで業務が停滞して
いたのです。
報告・連絡・相談なく、個人プレーで
突っ走ったが故に、結果として大きな
損失を生んでいるというのは良くあることです。
最近では、チャットだけのやり取りで
伝わったと思い込んでいたことも、
業務停滞の一因となっていました。
チャットは便利な反面、文字情報でしか伝える
ことができないため、どういう空気でその言葉を
発しているかが見えてきません。
だから、お互いが、
「伝えたつもり、わかったつもり。」
になり仕事を進めた結果、大きなズレが生じます。
そういう意味では、リアルコミュニケーションが
上手なひとは、どこに行っても重宝されます。
インターネットの時代だからこそ、
ますます、リアルコミュニケーション
が求められます。
そして、実は、ちゃんとコミュニケーションを
取るだけで生み出せるビジネスというのは
数多く存在しています。
そして、これは、
せどりでも例外ではありません。
せどりに興味を持つ人は、
コミュニケーションに苦手意識がある人が多い
ように思います。
だからこそ、リアルコミュニケーションで
関係性を作り、仕入れ先を探すという
行動ができることで差がつけられます。
独自の仕入れルートを確保しているひとも
地道な電話営業や会社訪問をして、契約まで
繋げていますが、結局、これが一番強いんです。
僕も、新規開拓をするときには、必ず
直接、訪問するようにしていましたが、
会社に訪れて初めて見えていくる一面もあります。
電話でも、情報を公開してくれますが
本当に必要な情報は直接会いにいった
タイミングで教えてくれることが多いのです。
また、相手の状況を感じ取ることで、
ひずみがどこに生まれるかが見えてきます。
とくに、中小企業の卸会社は
個人経営+αくらいの経営スタイルなので
本当に提案できることは、たくさんあります。
「どうすれば相手は喜ぶかな?」
「何に困っているんだろう。」
「相手の強みをどうすれば活かせるだろう?」
そういったことを考えながらコミュニケーション
をとることでお互いに一番いい落としどころが
みえてきます。
こういった泥臭い関わりができるのが、
仕事ができるようになる第一歩だと思います。
それでは、ありがとうございました。
川畑 昌弘