【Vol.02 心が熱くなるせどり”ってどうすればいいの?】
こんにちは。川畑昌弘です。
昨日は、せどりで稼げるのは
当然として、数字とばかり向き合っていて、
心が冷めていってしまうことが多い。
という話をしました。
そして、結果として
モチベーションが続かず、どうすれば良いかは
わかっていても行動できず、挫折する。
という”負けパターン”に入ります。
で、そうなる理由の一つとして
全体像や繋がりが理解できていないというのが
大きいです。
例えば、過去に
こんな商品を販売していたことがありました。
電子辞書(実店舗)
仕入れ価格 15000円
↓ 差益10000円
Amazon.co.jp 、オンラインフリマ、ヤフオク等
販売価格 25000円
あるお店では、こういう商品が50個以上
在庫が余っていて、誰も買っていなかったので
全部売り抜けました。
一商品だけで、50万円ほど利益はでるわけですが、
「じゃ~こういう商品を探していきましょうね。
1000個以上調べていたら、だんだん
見つかるようになりますよ。」
だけを伝えても、多くの場合は
機械的な作業になり、モチベーションも
続かず、挫折します。
しかし、
「なぜ、実店舗の電子辞書が、
ネットショップよりも1万円も安く販売されて
いるのか?」
には、
ちゃんとした背景とストーリーがあります。
そのときに、大きく3つの視点を
持つ必要があります。
その3つが、
1、エンドユーザーのニーズ
2、仕入れ元のニーズ
3、販売先(Amazon)のニーズ
実は、この電子辞書を仕入れたのは、
3,4月でした。
3,4月といえば、
新社会人、進学のための新生活がはじまる
準備をするタイミングです。
1.エンドユーザー(お客様)
「入学式までに必要な情報が入っている
電子辞書を早急に安く、手に入れたい。」
2.仕入れ元(実店舗)
「新しい型番が発売されるので、既存の商品を
在庫処分の価格でもいいので、売り切りたい。」
3.販売先(Amazon)
「今はメーカーでは販売されていない人気の既存
の型番のラインナップを揃えたい。」
というようなニーズが重なり、
売れやすくなります。
ただ、数字だけを追いかけて、商品が売れている
ということだけを見ていても背景が見えてきませんが
一つの商品が売れるにも事情が重なっています。
今回はすごくシンプルに説明していますが、
こういう背景を考えるだけで、
「どういう人の役に立っているか?」
が見えてきます。
せどりをやっていて心が冷めていく理由として
一番にあげられるのが、背景や繋がりを感じなく
なるからです。
とくに、アマゾンで販売していると
商品が売れても数字が+1件と売上金額が
表示されるだけです。
御礼のメッセージとか手紙が入れば
もっと臨場感を持てるのですが、
そうでない場合が多いのは事実です。
でも、増えている+1は、1人の人間であり、
1つの商品を購入するに至るストーリーがあります。
たとえば、
クリスマスシーズンに
”アンパンマンのおもちゃ”が売れたとします。
それは、子どもが3か月前から楽しみに
サンタさんにお願いしていたプレゼント
かもしれません。
そう考えると、
・どういう梱包をされていたら喜ぶかな?
・箱が傷ついているとショックだろうな。
・何歳くらいの男の子が買っているのかな?
・なんで、たくさんあるアンパンマンシリーズで
これが良かったんだろう?
と想像力を働かせることで、
一つの商品に対しての思い入れがかわり
商品とお客さんをどう繋げばいいかが
見えてきます。
一つ繋がりが見えてくると派生して
他の商品との繋がりも見えてきて、
「あっ、アンパンマンのおもちゃが売れているのは、
最近、人気のユーチューバーが紹介しているからなんだ。
ということは、そのユーチューバーが他に紹介しているものもないかな?」
と、どうすれば市場に足りないものが
ないか見つけることができます。
そして、こういう探し方をしている人の方が
そこに人の流れを感じることができるため
楽しみながら商品を探せることが多いです。
これは、あくまで一例に過ぎませんが
ちょっと背景を考えるだけでも
”ひらめくこと”が全然違うということです。
「誰が、どういう想いで買おうとしているのか?」
が見えてきたとき、商品のコメント欄に書くことも
変わってきます。
以下、
”アンパンマン ノリノリおんがく キーボードだいすき ”
のコメントです。
パターン1
「新品未開封ですが展示在庫品です。
外箱にやや色あせがございます。
ご了承の上ご注文お願い致します。」
・ターゲット
プレゼントでは考えておらず、安く買いたい人向けです。
パターン2
「新品未開封商品です。プレゼント用に包装します。
12時正午までに注文確認できれば即日発送となります。
宅配便にて発送いたします。」
・ターゲット
「プレゼント用に包装します。」の一言があるだけで
多少高くてもパターン2の商品説明の商品が売れる
可能性が高まります。
このように、たった一言の違いで
伝わるメッセージも違えば、誰に売れるかも変わって
きます。
最初はごちゃごちゃ考えすぎても
見つからなくなるので、まずは数稽古して
リサーチのスピードをあげていくことが
大事なのも事実です。
が、本当はもっと楽しく”あたたかみ”を
感じながらできるものできるだよということを
知ってもらいたいなと思って書かせてもらいました。
次回は、
何か具体的に今、見つけやすい差益がある
商品を紹介できたら面白いかなと思います。
それでは、ありがとうございました。
川畑 昌弘
■追伸
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