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【Vol.20 残存感情を残さない生き方】

こんにちは。川畑昌弘です。

僕たちは外部のセミナールームを利用するとき、
全員で徹底的に掃除しています。

というのも、部屋に残存感情があると
セミナーのパフォーマンスが下がるから
です。


例えば、
利用するセミナールームが

”将来のお金の不安をどうやったら
解消できるのか?”

というようなテーマで前回、
利用していたとします。

そこにはお金に不安がある人ばかりが集まり、
空間にはお金の不安の感情がぷかぷかと
浮いている状態です。

この空間に残ったぷかぷか浮いている
ものが残存感情です。

この残存感情は、ちゃんと換気をして
掃除を徹底すればリセットされるのですが、
大抵の場合は、ちゃんとリセットされないまま
次の利用者に貸されます。

そうなると、次の利用者は、残存感情に影響されて、
不安な感情を持ってしまうことがあるのです。


これは空間のエネルギーが、MAXで100あるとして
50くらいからスタートしているようなもので
伝えたいことがあってセミナーをしても、
最初の数時間は残存感情の処理にエネルギーを
使われてしまいます。

こうならないために、僕らは外部のセミナー
ルームは徹底的に掃除をしてから利用すること
にしているのですが、

これは、1日の生き方でも同じことが言えます。

「誰かに言いたいことが言えていない。」
「むかついているけど、それを抑えてイライラしている。」
「自分自身に嘘をついて、罪悪感を抱えている。」

こういった感情を残したまま一日を終えると
その残存感情は翌日に持ち越します。

そうするとエネルギーが、50くらいから
翌日のスタートを切ることになります。

そして、そういった感情を1週間くらい放置している
とエネルギーが腐り、調子を崩す原因になったりします。

仮に、それが誰かに対しての”むかつく”という
感情だったとします。

最初は10くらいしかむかついていなくても、
残存感情を放置して腐らせていると50くらい
むかつくに変わっています。

むかついた瞬間に、すぐ話し合えば一瞬で解決することも、
放置している期間が長いほど解決するのに莫大なエネルギーが
必要になります。

これは、コーヒーを飲んだコップを洗わずにシンクで
放置したあとに似ています。

その場ですぐに洗えば、一瞬でとれる汚れも1日放置すると、
食器に色素が移って、こびりついた汚れになって
洗い物にかかる時間が倍以上になります。

日々生まれ変わるつもりで生きるというのは、
こういった残存感情を残さない生き方をすることで
次の日、エネルギー100の状態でスタートを
切ることができるからです。

これはビジネスをするときでも一緒で、
何かやり残しがある状態で一日を終えると
顕在意識では忘れていても、潜在意識には残り続け
確実にエネルギーを消費し続けています。

だからこそ、

”あとでやろうは、バカ野郎!”

を合言葉に、
5分以内で終わることは、気づいたときに
即実行
すること。

5分以上かかることも、必ずメモだけとって
残しておき、あとはスッキリ忘れて今やるべき
ことに集中
する。

それを徹底すれば、
無駄なエネルギー漏れを起こすことなく
今やるべきことにエネルギーを集中できるように
なります。

今日は、”残存感情を残さない生き方”
について話しました。

是非、1日の終わりに、
未消化な感情が放置されていない生き方を
心がけてみてください。


それでは、ありがとうございました。

川畑 昌弘

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