「A HAMLET二期工事エピソード①自分にできる事をする。」
みなさま、こんにちは。
時に、僕は2022年7月14日から、基本的に「A HAMLET」で住み込みで作業をしていたはずなのに、「A HAMLET」の投稿はして来なかった。
なぜ?
これから、しばらく「A HAMLET」の投稿が続きます。
今回はその第一回。しばらくのお付き合いよろしくね。
まずは、2022年7月14日から7月21日までのターン。
その時の写真と話を。
タイトルは「自分にできる事をする。」
いろいろあって、二期工事の始まりが遅れたんだな。
僕は棟梁のしょうきちとやり取りをしたり、先に瓦工事を始めてくれていた施主さんの動きを見て、僕は僕でやれる事をやらなきゃだなと思って、みんなより一足先に現場に乗り込んだ。
「A HAMLET」の現場で、二期工事が始まる。
このプロジェクトに関わるみんながそうだと思うんだけど、二期工事は一期工事のただの延線上にあるモノではなく、二期工事は二期工事のテーマみたいなモノをもって、取り組みたい。
僕自身、正直「自分にできる事をする。」の期間、すなわち、7月14日から7月21日の期間は手探りだったかもしれない。
話は飛ぶが、僕のエンジンは頭じゃなく、心に積んであって、いつも、心が僕を引っ張って行ってくれている。
次のエピソード②の話に出てくるのだけれど、この頃、心が疲れていたんだな。
その隙をついて、頭が余計な事を考え始めやがったんだ。
正直言うと、当時、僕は不安だった。
2022年2月から4月くらいは「A HAMLET」の一期工事があったわけで、2,3ヶ月ほど、不動産仲介業をお休みさせていただいた。
そして、また、この二期工事で、2,3ヶ月ほど不動産仲介業を休む事になるわけじゃんか。
当たり前の話だけど、1年のうちの半分近くも不動産仲介業を休んで大丈夫?
不安じゃないわけないじゃない。収入激減だぜ。
だから、とりあえず、自分だけでも二期工事を始めなきゃだけだったのかもしれない。
止まっていられなかった。
そう、自分にできる事をしよう。だ。
この話はあくまで僕の経験談だが、ひょっとしたら、この集落に集う人たちはこうあってほしいという考え方のひとつなのかもしれない。
現場に手伝いに来てくれる人は、現場に来て、人に意見を求めながら、全体を見て、自分に何ができるかを考えて、自分にできる事を全力でする。
そして、四の五の言わず、必死に額に汗した先に何か感じる事があるんじゃないかって。
これは何も現場に限った事ではなく、人生のどの瞬間も同じなんじゃないかって思うんだよ。
何かしらの集合体に入った時、周りを見て、自分にできる事とできそうな事を見極め、自分にできる事を最大限やる。その後に感じる事があるはず。
例えば、あなたが、この集落に来てくれたとして、まずは、全体を見て、自分に何ができるかを考えて、時に人に意見を求めながら、自分にできる事を全力でする。その後に感じる事があるはずだ。
ちなみに、もちろん、当たり前の話だけど、集落に集う全員がリーダシップを取れるような人である必要はないし、きっと、あなたしかできない事があるはずだからさ。
でもね、ゲストや傍観者にだけはなってほしくない。
そういう事の、つまり、そこに集う人たちの生命の営みの積み重ねの先に、時間をかけて、やがて、集落というモノが形作られていくのだと思う。
振り返るとね、僕はこの期間、ただ、体を動かし、汗をかく事に集中していた。もはや、それしかできなかったとも言えるかもしれない。
先に書いてしまうけど、①②の期間では、ホントにたくさんの人が作業の手伝いをしに来てくれて、共に汗をかいてくれた。
それはそれは、とっても、有り難かった。
そして、各々、何か感じられるモノを持って帰ってくれていたとしたら、うれしいな。
ああ、写真を見て、思い出した。
々のTシャツを掲げながら、作業した事もあった。