ngnixでSitemap追加、Google search consoleに反映する方法

Nginxでのサイトマップ(検索エンジンに構成を伝えるファイル)登録について説明します。

サイトマップは、検索エンジンがサイトのページを効率的にクロールし、インデックスするために重要な役割を果たします。
特にGoogle検索において、サイトマップを正しく設定して登録することで、検索順位の向上や新しいページの迅速なインデックスが期待できます。
これにより、検索エンジンがあなたのサイトを適切に認識し、より多くのユーザーにアクセスしてもらえるようになります!


サイトマップファイルの作成

まずはじめに、サイトマップファイルを作成します。
手動でも作れますが、自動で作ってもらいましょう。

上記で、サイトのURLを記載しsitemap.xmlのファイルをダウンロードします。

sitemapファイルを追加

VSでファイルを開き、html直下にsitemap.xmlファイルを追加します。
以下のようなコードが追加されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset
      xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
      xsi:schemaLocation="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9
            http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9/sitemap.xsd">
<!-- created with Free Online Sitemap Generator www.xml-sitemaps.com -->


<url>
  <loc>https://****/</loc>
  <lastmod>2024-10-15T07:03:56+00:00</lastmod>
  <priority>1.00</priority>
</url>
# 他も追加
</urlset>

html/sitemap.xmlにアクセスできるように必ず直下におきましょう。

Nginxの設定

権限を付与するためにNginxに以下のコードを記述します。

server {
    #他コード記述

    # sitemap.xmlへのアクセス許可
    location /sitemap.xml {
        root /usr/share/nginx/html;
        allow all;
    }

    # 他のファイルへのアクセス制限があればここで設定
}

Dockerfileの変更

Dockerfileに下記コードを追記します。

# 他コード記述
COPY ./sitemap.xml /usr/share/nginx/html/sitemap.xml
#他コード記述

確認

下記を実行し、https://******.com/sitemap.xmlでアクセスできるか確認してみましょう。

git add .
git commit -m "sitemap追加"
git push

パーミッションが不適切な場合
Dockerfileを追記

もしパーミッションが不適切な場合、Dockerfileに以下の行を追加して、正しいパーミッションを設定します。

RUN chmod 644 /usr/share/nginx/html/sitemap.xml

💡RUN chmod 644 /usr/share/nginx/html/sitemap.xmlは、コンテナ内でnginxが読み取りできるようにするためのものです。
この設定で、適切にファイルにアクセスできるようになります。

再度ビルドして、動作確認を行ってください。

Google Search Consoleへの登録方法

Google search consoleにログインし、サイトマップを開きます。

新しいサイトマップの追加
サイトマップのURLを入力のところに、https://************/sitemap.xmlを入力し、送信をクリックします。

成功しましたを確認したら完了です。

最後に

いかがでしたでしょうか?
「Google Search Console」でサイトマップファイルを送信したときに、「取得できませんでした」などと、エラーが出ることがあります。
①サイトマップファイルの記述方法が間違っている
②サイトマップファイルのURLが間違っている
③アクセス制限(Basic認証)をかけている
上記の原因が挙げられますので、しっかりと手順をもとに確認し、
正しいインデックス登録でより多くのユーザーにアクセスしてもらいましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?