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きっかけについて かっぽれをご存知ですか
noteを始めて一週間くらいが経ちました。
自己紹介の記事が特に多く読まれているようなので、私が小説を書こうと思ったきっかけを記事に残しておきたいなと思いました。
きっかけは私にとっては初心とも言える気がしています。とても大事な部分なのではないかなと。
突然ですが、江戸芸かっぽれをご存知でしょうか。
私がかっぽれを知ったのは今年の2月頃です。それまで知りませんでした。
かっぽれは大阪・住吉大社の住吉踊り(重要無形文化財指定)に端を発し、江戸は浅草三社様の境内で大道芸として踊られていたものです。
引用:江戸芸かっぽれ 櫻川ぴん助HPより
http://www.pinsukekappore.com/
たまたま行った千代田区の神田明神で、お祭りがひっそりと行われており、そこにかっぽれの櫻川ぴん助さんがいらっしゃっていたのです。
お囃子の音と共に「かっぽれ!かっぽれ!」と威勢の良い掛け声が聞こえて来ました。
赤い立派な社殿の前から力強く聞こえて来たのです。
その威勢の良さと言ったら。コロナ禍でふつふつとどんよりしている私の気持ちをさっと取り払ったような感じ?とにかくカッコ良い!何これ!
そう思いました。
周りにはそこそこな人だかりが出来ていて近寄れず、踊りは見れなかったのですが、寒空の下で聞こえてくる掛け声がとっても粋でカッコ良かったです。
私はいつも寺社仏閣や歴史的建造物に行くと、昔の息づかいと言いますか、当時の人々はどんな気持ちでこの風景を見ていたのかなぁなどと物思いにふける事があるのですが、この時は皆でかっぽれを聞いて踊って、どんちゃん騒ぎをして楽しんでいる江戸っ子達の姿が浮かびました。(実際は神田明神でどんちゃん騒ぎはしていなかったかもしれないけれど、妄想は自由で誰にも迷惑をかけないので細かいことは気にしない)
この時に、このかっぽれのカッコ良さを是非とも伝えたいと何だかそんな気になったのです。かっぽれを踊って大団円!みたいな終わり方の話を書いてみたいなと強く強く思ったのでした。踊って終われるハッピーエンド最高!絶対にこの話を書き切ってみたいと。
なので、人生初公募に出した小説は神田明神でかっぽれの話なのでした。
結果がわかるのは10月なのですが、万が一にも入賞してしまうと著作権は主催者側の物になるそうなので、入賞はしたいけれど…と少し複雑な心境です。
もし、秋になって私が神田明神の話を唐突にnoteに載せる事があればつまりはそういう事なのでお察し下さい(笑)
自分の中に絶対に書きたいものがあって、伝えたいものがあってそれらを少しずつ形にするのが非常に楽しいなと思えました。
そして、絶対にこれは伝えなければならん!と昨日眠れないくらいに思った物が出来たので、次はこの話を完結させてどこかの公募に出したいと思っています。
頑張れ私!
そして、いい加減に持ち歩けるパソコンが欲しい…スマホで小説書くのはそろそろ限界です。ノパソ欲しいなぁ