大学生活で学んだこと
こんばんは。 くらげ です。
2年ぶりの執筆もあってか。
大学生が終了するタイミングで言葉にしたいことがあふれてくるのか。
なんだか本日2本目の投稿となりました。
お付き合いいただけると嬉しいです。
前回の記事で大学生活の小さな幸せを語らせていただきましたが、
実は幸せと等しく苦しいことも山ほどありました。
そんな大学生活を経て感じた数ある記憶の中から、これから大学生になる方々にささやかな助言を記憶が薄れないうちに書き残したいと思います。
私は典型的な燃え尽き症候群でした。
大学受験にすべてをかける勢いで取り組み、無事第一志望に合格はしましたが、そのあとが問題でした。
目標を失い、何に対しても頑張れない。頑張りたいのに頑張る理由も目的もわからず、空回りの日々。
そんな自分に自己嫌悪し、せっかく合格した大学を休みたいとさえ思っていました。
気を紛らわすために映画やYoutubeに没頭し、ただ時間が過ぎることだけを待っていることさえありました。
日々更新されるSNSやYoutubeでモチベーションが高く、色々な活動に参加している同年代の大学生を見るのは特に苦しく羨ましかったです。
もしかしたら私と同じような状態の人がいるかもしれません。
人それぞれあると思いますし、私が偉そうにアドバイスするのは恐れ多いですが、そんな人が少しでも上を向けることを願って、
少しだけ自分の話をさせてください。
私は燃え尽き症候群でしたが、根は真面目だったらしく、授業の課題は提出期限などをしっかりと守ってこなしていました。
でも、この4年間で成し遂げたことはあるか。と聞かれたら、
「ない」
と答えると思います。
確かに、単位をとるために課題やテストは淡々とこなしました。でも、目標がないので何のために頑張っているのか。何のために講義を受けているのか。
今考えると本当に時間がもったいなかったです。
目標もなく過ごした4年間と、目標があって過ごした4年間は時間の質が雲泥の差ほど違います。
今その当時の自分に
「一度ちゃんと自分と向き合う時間を何度でも作ってほしい」
といいたいです。
自分のその日の嬉しかったこと。悔しかったこと。悲しかったこと。
自分の好きなもの、こと、時間。
出来事以外にも、
ある物事に対する自分の考え方。
周りや本などから学んだこと。
それらのことをとにかくノートに書きなぐって自分を見つめなおしてほしいです。
自分はどういうことに対して
嬉しいと思うのか、悲しいと思うのか、ストレスを感じるのか。
そのうち自分が何をするのがワクワクするのか。そんなことを考えるようになって、自然と
「こんなことがしてみたいな。こんな時間を過ごしたいな。」
そう、思えるようになると思います。
あとは行動あるのみです。
お金は学生のうちはある程度無駄使いしてもよいと思うんです。
大学生活の4年間は一生に一度。何にも換え難い時間だと思います。
一生のうちに4年間だけ与えられた大学生の時間です。
もしかしたら忙しいかもしれませんが、少し無理してみるのも大学生の特権だと思うんです。
一人で挑戦するのもありですし、大切な知人と挑戦するのもありだと思います。
そうやって自分で自分に満足して心をみたいしていくうちに、
心の余裕が生まれてきて
自然と気持ちが上を向くと思います。
当時の私にこう伝えたいです。
燃え尽き症候群で勉強が頑張れなくなった時、目標が見えなくなった時、
無理して勉学を目標に設定しなくてもよい。
友人との思い出作りに全力を注ぐ。自分の趣味を極める。自分の楽しいと思うものを極めていく。
何でもよい。
確かに、新しい知識をつけて自分をレベルアップすることはとてもカッコ良いし、素敵なことだと思います。
でも、大切なのは「どんな自分でいたいか」だと思うんです。
成績とか、順位のつくものにとらわれすぎないで、
自分のどんな部分を成長させたいか。
どんな自分が一番かっこよいと思うのか。
何をしている自分が一番好きか。
評価は気にせず「どうありたいか」だと思うんです。
あとは勇気を出して友人に悩みを打ち明けること。
私は友人を侮っていました。
自分が思っているよりも友人の器は広かったんです。
もっと早く悩みを打ち明ければよかった。
今更後悔しても仕方ありませんが、
でも、この後悔は大切にしたいです。
春から大学生になる人も現役の大学生も、大学生という学生の時間を充実した実のあるものにできるよう、願っています。