ママタルト第7回単独ライブ『エンジョイ❣️』について思ったこと
はじめに
夏真っ盛りの8月10日、ママタルト第7回単独ライブ『エンジョイ❣️』を見に行った。お笑い芸人の単独ライブは初参加でとても感動したので、今回はその感想をまとめていこうと思う。
開演前に思っていたこと
自分が出るわけでもないのになぜか緊張していた。普段画面越しにしか見てこなかったママタルトの二人が生で見れると思うとドキドキして一人でニヤついていたと思う。前述の通り、お笑い芸人の単独ライブが初めてだったことも一因かもしれない。
以前、ママタルトの単独は男ばかりと聞いていたが、今回は男女が半々だったようで、自分の好きなものが男女問わず受け入れられているんだと思うと少し嬉しかった。
ネタについて
ホントに最高!10本とも全部面白かった。ママタルトのネタは大笑いしてしまうのはもちろんだが、なんだかニコニコしてしまうような感覚が近い。ここで笑わせるぞ!っていう押し付けの少なさが心地よい笑いにつながってると思う。
今まで画面越しで見ていたときに感じていたことが生のママタルトを見たことで一気に解像度が高まったと思う。
あとネタのみを連続10本やるのストロングで単純かっこよすぎると思った。
檜原洋平さんについて
檜原洋平さん(以下ひわちゃん)のツッコミはボケを否定するというよりひわちゃんが驚いた感情をそのまま言葉にしていることが多いと思う。これは主観だけどいわゆる「なんでやねん!」というようなボケを否定するツッコミより「〇〇しちゃったんや!」みたいなひわちゃん自身の驚愕を表すツッコミの方が多いと思う。それが前述したママタルトの押し付けの少なさに繋がっているのだと思う。それが自分には心地よく思えた。
ひわちゃんは長めの例えツッコミをすることがしばしばあるが、それが間延びせず聞くことができるのはひわちゃんの声の通りの良さのおかげだと思う。そんな天性のツッコミボイスを持つひわちゃんの「え、おれいつ死んだ!?」(クソデカツッコミボイス)は本当に最高だった。こればっかりは配信では味わえ尽くせないものがあると思う。
大鶴肥満さんについて
そもそもママタルトの単独に行きたいと思ったのは大鶴肥満さん(以下肥満ちゃん)を生で見たかったからである。肥満ちゃんが身長182センチ、体重189キロの巨体の持ち主なことは有名だが、実際の肥満ちゃんを目の当たりにしたときの迫力は計り知れない。今回ママタルト単独に参加したのはそれを確かめるのが主な目的だったのだ。
実際目の当たりにした肥満ちゃんはすごかった。あれだけの巨体ながら舞台上を縦横無尽に動き回りながらも息一つ乱れずボケ続ける肥満ちゃんは野生のヒグマのような凄みがあったと思う。舞台袖あたりからマイクスタンドのそばに立つひわちゃんに向かって走って行く肥満ちゃんを見て「ひわちゃんが轢かれちゃう!」と思ってしまったほどだ。そんな圧倒的『質量』を感じとれたのがすごい良かった。
上演後に思っていたこと
無事上演が終了し、ぞろぞろと観客が出口へと集まっていく。そんな中で1人で観に来ていた自分はこの多幸感を他の観客と共有したいと考えていたが、他の観客に話しかけるなんてことはするわけにいかないので少しの物寂しさを持ちながら帰るしかなかったのだ。しかし、この多幸感と寂寥感に振り回されながら帰るのも案外オツなものなのかもしれない。
さいごに
ここまで散々言ってきたが芸人の単独ライブがはじめてで、はじめての単独ライブでここまで感動してしまうと今後気軽に参加できないなと思った(とはいえ次回のママタルトの単独も応募してしまうと思う)。この感動を大切にしたいなと思ったからである。
自分のママタルトへの気持ちが本人たちにも伝われば本望だと思う。ママタルト、ありがとう。
最後に一言だけ、エンジョイ❣️
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